ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

たまご(1回目)

2008-05-28 00:13:42 | モニョモニョくん
この白いプルンとした食べ物が一体何か知らないまま(いやもしかしたら気がついていたのかもしれない)、人生初のひとさじを終えた感想は、



        「とってもおいしかった 



の満面の笑み、そして嬉しそうに恥ずかしそうにはにかんだまま2回ジャンプ!ジャンプ!でした。(やっぱり気がついていたのだろう)


これ↓がモニョさん初めてのたまご。病院の指示通り、沸騰したお湯で12分間ゆでた卵を、熱いうちに殻を剥き、熱いうちに卵黄と分け、軽くつぶしたものを持参しました。(それぞれの症状により、湯で時間は医師が決定。最大60分間という場合もあるとのこと。)

     

負荷テストの流れ:
1、3畳ほど(?)の個室に通される。
2、栄養士による問診、テストの流れや注意事項などを説明される。
3、持参した卵、スプーン、反応が起きた時の予備薬(リンデロン
 (ステロイド剤・液体)・ザジテン(抗アレルギー剤・粉))を渡す。
4、医師の診察、それにより摂取量が決められる。(2gから)
5、持ってきた卵の中から2g量ったものが紙にのせられてくる。
6、私が与える。抵抗なく食べる。嬉しそう。
7、30分間様子を見ながらそのまま個室で遊ぶ。
  途中栄養士が様子を見に来る。
8、大丈夫であることを確認し、新たに5g食べる。
9、7と同様。
10、大丈夫であることを確認し、新たに10g食べる。
11、7と同様。
12、その後30分間は外に散歩に行っても良いと言われるが、モニョさ
   んがそのまま部屋で遊びたがったので、そのまま個室で遊ぶ。
13、医師の診察。問題なさそうとの診断。次回更に量を増やしてテスト
   を実施。


栄養士さんも私も驚いたのは、何の抵抗もなくモニョさんがパクっと食べたこと。すでにいろいろな事が分かり「自分は卵が食べられない」と分かりすぎるくらい分かっているので、新しい食べ物を見ると「これモニョ食べられる?卵入ってない?」と聞くし、マヨネーズなど食べられないものがあると「モニョこれ食べられないよ。でも、ケチャップは食べられる♪お塩も♪ごまも食べられるよ♪」と言う。なので、多かれ少なかれ躊躇する。というか、「これナニ?」とくらいは確かめるのではないか?と覚悟していたのです。実際、食事制限をしている場合、新しい食べ物に敏感なことが多く、栄養士さん曰くほとんどの場合最初のひとさじを食べるのにかなり苦労するとのこと。(その場合の為、普段好きで食べているおやつやご飯を持参するように指示あり。モニョさんは大好物の蒸しパン(ホットケーキミックスで作ったもの)にした。))

そしたらどうしよう?と家からの道々考えていました。「卵だよ。」と言ったら日頃の暗示が解けず、食べようとしないんじゃないか?そうでなくても、もし今回このテストをやってみて、結果やっぱりしばらくは食べられない。となったら、この卵を食べた事実はかえって混乱を招くし、切ないのではないか?と。


なので結局、今日食べたこの白いプルンとした食べ物は何だったのか、知らぬまま知らせぬまま。でも、あの何とも言えない喜び方、やっぱり気がついていたような気がします。


次回は1~2週間後の間に20gから再びテストの予定。