ザ・対決

モニョさんの悪態＆ガラの悪いセリフ・・・ひどいです。

連休に入ってからは、ますますひどくなる一方で、特にパパさんへの暴言＆暴力は見るに耐えないほど。朝起きた瞬間から夜眠るまで、１分おきにと言っても過言ではないほど、断続的に、頻繁に、トラブル勃発。それならば近寄らなければ良いのに、わざわざ自分から近寄って行って、なんの脈絡もなく「めんどくせー！！」と毒を吐き、そしてキ～～～ック！！


え？どこのお子さんですか？？？？


もう、こうなると、何もしていないのにイチャモンをつけてくるチンピラのようなもの。他にも噛むは、爪を立てるわ、音がするほどのビンタをくらわすわ、最悪です。「めんどくせー！」「うるせー！」「お父さんなんか、捨ててしまうぞ！」等々、言葉の暴力もひどく、時には「アンタが言ったんだろ！！」とパパさんに向かって指をビシッとさす始末・・・・。本当に一体どこでこんな言葉覚えてきたんでしょう・・・。一日中「チンチン」「鼻○ソ」と言っていた時期が今や懐かしい。


ここまでされれば、たとえ相手が子供とはいえ、カチンとくるのはごく自然なこと。パパさんも頻繁に応戦するようになり、家にいると聞いている方も「あぁ！もう！」となってしまいます。何かストレスがたまっているんだろうと、あまり叱っても・・・と思いつつ、なだめたり、かばったり、話を聞いてみたり、抱きしめたり、時にはちょっと叱ってみたり、なるべくストレスが解消できるようにモニョさんが楽しめる公園に連日行ってみたり、解決の糸口を探りながら過ごしてきましたが、今日はついに「そんなんなら、首を絞めてやるぞー！！」（本当に一体どこで？！？！３歳のセリフじゃないでしょ？！）と、パパさんの首にヒモ状の物を巻き付け始めたので、私の中の堪忍袋の尾が完全にブチッッと切れて、


「やるならおやんなさい。」


と妙に落ち着いた自分が出現しました。


何がいけないのか分からないのですが、とにかく一貫してパパさんを馬鹿にしていたので、ここは「お父さんにはかなわない」と分からせた方がいい。と思い、「明日もお休みだし、今日は寝なくてもいいから、やりたいだけやりなさい。叩いても、殴っても、蹴っても、噛み付いても、引っ掻いても、今日だけはな～～～～んでもしてもいい！この際、モニョくんが強いか、お父さんが強いか、戦ったらいいわ！決着つくまで思いっきりやってごらん！」と言い放ってみました。その時点で意外な展開にビビったのか、暴力はいけないことと本当は分かっているからなのか、「やらない！やらない！やらなくてもいい！」と泣き叫ぶモニョさんと、そんなことはお構いなしで「よっしゃ！じゃ、行こうか！」と嫌がるモニョさんを脇に抱えて二人で洗面所に籠るパパさん。

その後、モニョさんが洗面所から逃走をはかり、私の所へ走り込んで来たり、パパさんが連れ戻しにきたり、一体どのくらい続いたでしょうか？夜更けの静かな住宅内に「お父さんやめて！やめて！ごめんなさい！もうしません！」の危機感を感じるほどの叫び声がさぞや響きわたっていたことでしょう。児童虐待で近所の人に通報されるかも。

結局、「もうやらなくていい！もうやらない！」と降参と思えるセリフを懸命に連呼しつつ、私にぎゅう～～っと抱きついてきたので、「モニョくん負け？」と聞くと抱きついたままウンとうなずいたので、「そうでしょ～？お父さんの方が強いの分かった？お父さんにはかなわないんだからね～。」と背中をさすりながら言うと、


「全然わからない。」


とポソリ。


我が子ながら恐るべし。負けん気の強さや筋金入りの頑固者具合は明らかに私にそっくり。末恐ろしや。



しかし、これがどうも良い方に転んだようで、スッキリした様に仲良くパパさんに甘えつつ眠りにつきました。どうも、幼稚園で男の子に意地悪をされた（されている？）ようで、普段やりなれているけれど、やられなれていないモニョさんは（ご近所のお友達は女の子が多く、みんな優しい本当に良い子ばかりだったので、誰かにやられたことがほとんどないのです。）、それがとってもショックだったらしく、今回のこの悪態もそのことが原因で、おそらく「身近で当たりやすい人＝パパさん」に矛先が向いたということのようです。それを証拠に、連休前、パパさんに当たる前には、ご近所の幼稚園も一緒のお友達に最初に当たり始めて（「大っ嫌い！」と言ったり、理由なく蹴る真似をしたり、軽く叩いたり）、それでもその女の子は変わらず優しくしてくれたので、連休に入ってパパさんがいつもより身近になったこともあり、きっと矛先を換えたのでしょう。


これで一段落してくれるといいのですが。そんなにうまくいくかしら？？


男の子、大変！と初めて心底思った数日でした。