ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

第2ステージ

2007-06-01 15:02:34 | モニョモニョくん
ここ2、3日で急に子育ての第2ステージに突入したことをひしひしと実感しています。

これまでは、数時間おきの授乳や離乳食を作ってたべさせる、お洋服を着替える、オムツを替える、そういうなんというか、生きていくのに必要な本当に一番基本のそして差し当たり一番重要なことを、体力と愛情に任せてお世話に励んできましたが、次のステージはどうもそういう訳にはいかないようです。

オッパイも終了、夜も一晩通して眠れる、ご飯も目の前に出してあげれば自分で食べられる、お腹がすけば「~が欲しい」という意思表示も出来るし、ご飯やおかずが足りなければ「~もっとちょうだい」という意思表示もできる、洋服は簡単なものなら自分で選んで持ってこられる、オムツも自分で持ってきて寝ころんで替えてもらう姿勢をする、私が忙しそうにしていれば、一人でしばらく遊んでいられる。


これ、全て私が第1ステージでがんばった成果です。
がんばった、私。


そして、「はぁ~やれやれ。ちょっと楽になった~。」と、思っていたのです。だって、夜もまともに眠らずにオッパイあげつづけたし、自分のご飯も食べたんだか食べないんだかか分からないくらいでマンマも食べさせたし、ウンチまみれのお尻のまま釣り上げられた鮮魚のようにピチピチ暴れるし、それを克服したんだからしばらくは楽させてもらってもいいでしょ、と。・・・甘かった。子育てってどうもそんな甘いものじゃないみたいです。それどころか、第2ステージ・・・明らかに難易度があがっていて、体力と愛情だけではなんともならないように感じます。


「躾」という美しい言葉が日本語にはあります。
今この一文字に親としての責任を迫られている気分です。


現在困っていること
 1:従姉妹のM子に好きなあまり(?)たたいたり、ひっかいたり、
   おしたり、噛んだり乱暴なことをすること。
 2:私たち(パ&マ)にも突然特に意味もなく、血が出るほどひっ
   かいたり、顔を叩いたり、力いっぱい掴んだり、噛みついたり
   すること。
 3:何か思い通りにいかない時に物を投げたり、物を粗末に扱った
   り、大声を出したりすること。
  
男の子だからしょうがないじゃ~ん。とアッケラか~んと思えればいいのですが。やっぱりそうはいかなくて、かなり面食らってます。と、いうのも、これまでの子育てというのは、かつて嫁が姪っ子にしてきたことをずっと側で見せてもらっていたので、「こういう時もあるさ。」「いつか一人でできるようになるし。」「ああ、こういうこともやってたわ。」と思い出すだけでとても気持ちが楽になって、変に神経質になることも戸惑うこともあまりなくやってこれたのですが、姪っ子は女の子、もちろんこういう乱暴なところもなく、これは初めて私自身で解決しなければいけない問題。

うぅ~~~~~。っと、気づかないうちにため込んでいたのかもしれません。今朝、図書館から借りてきていた本をグズった勢いでビーっとやぶいてしまったモニョさん(2回目)に、今までで一番の勢いで怒ってしまいました。

本ぐらいのことで、こんなに怒ってしまった自分がものすごく嫌で嫌で、怒っている私に必死にまとわりついてくるモニョさんへの気持ちがなかなかおさまらなくて、ああ!モウっっ!!!って思いながらも、その一瞬後には何とも言えない悲しい気持ちになったり、色々嫌になったりして、その気持ちのまま、モニョさんにちょっと冷たく接したまま、破れた本を持って図書館に行きました。(あーなんか、これを書いている今考えても、モニョさんがかわいそうになってきた。ごめんなさい。)

甚だお門違いと感じながらも、ぶつけるところがなかったせいか、図書館の司書さんに「しばらく借りない方がいいんでしょうか?みなさんどうされているんでしょうか?」と相談したところ、保育経験のある方と実際に男のお子さんがいらっしゃる方のお二人が司書さんの仕事の枠を越えて温かく対応して下さいました。良くも悪くもズバリ私の今の心の内を言葉にして言い当ててくださったことが、びっくりしたのと分かってもらえた感で急に力が抜けて、思わず涙が。あらら、図書館で涙する変な人。その間別の司書さんがモニョさんに絵本をいっぱい読んで下さって、しかももう一人の年配の司書さんが話が一段落した後にそっと町の子育て支援センターの場所や活動内容を教えて下さって案内までしてもらいました。

結局4人の司書さんにお手数をかけまくり、おかげでちょっと気持ちが楽になった第2ステージの始まり。司書さんも「かえって知らない人の方が、話しやすい時もあるから。」と言って下さいました。


いやーそんなつもりじゃなかったんだけど。
まさかこんなことになるとは思っていなかったんだけど。


と恥ずかしさから心の中で自分への言い訳をいっぱいしながらも、子育てって、一人じゃ何ともならない時があるなーと実感した今日の思い掛けない出来事でした。



あぁ、まだまだ遠きママちゃんへの道。
親として、人として、試し試される第2ステージ。
焦らずゆっくり親になっていこうと思います。