ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

任期満了

2007-04-22 01:18:20 | 出産・育児
      
       

      

欲しがるだけあげようと決めていました。
飲みたいという間は。自分で必要ないと思うまでは。




その思いが通じたのか、モニョさんのオッパイとのお別れは、ごく自然にごくごく自然に、月の満ち欠けのように潮の満ち引きのようになんとなくいつのまにか終わっていました。「断乳」ではなくできれば「卒乳」にと思っていながらも、そろそろ虫歯の心配もし始めた頃のこと。ここでも私にほとんど手をかけさせることなく、成長の一歩を自分で進みだすモニョさん。


この日が来ることは分かっていたけれど、やっぱり思うのは「もう一回あげたかった。」これはきっと何度あげてもそう思うものなんでしょう。



自分でもここまで完全母乳でいけるとは思わなかったし、ミルクも混合もあまり抵抗はなかったように思うのですが、終わって振返ってみると、やっぱり母乳で育てさせてもらえることができて本当に感謝しています。特に乳児期の多くを文化の違う言葉の分からない国で過ごしたので、人工乳だったらきっとどれをあげたらいいか分からなかったし、精神的にも栄養的にも免疫的にも「母乳で育てたから」というよく分からない自信というか、信仰というか、おまじないというか、そういう自分への催眠術みたいなのがあって色んな面でよかったとつくづく思います。もしかしたら環境が変わって出なくなってしまうかも?と日本からお守りのように一缶だけ持っていったミルクも帰国の際にお礼を言って処分して来ました。



エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ大通り、ルーブル美術館、オルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿、シャンボール城、標高3700m級の山、TGVをはじめとする各地の電車、バス、飛行機、地下鉄、ケーブルカー、船、その他多数の名所旧跡・・・


これ、何だと思いますか?




私がモニョさんに授乳した場所です。




お疲れっす。ウス。