出産のこと

今さらながら、まだ書いていなかった出産のことを書こうと思います。

人生初の出産はホントに色んな意味で凄かった。
一言で言うならまさに

　　　　　　 壮絶。

ホントにみんなこの過程を全部くぐり抜けてるの～？！
イヤ、絶対だまされてる。私だけ何かだまされてるに違いない
そうでなければ、世の中のお母さんというお母さん、一人残らず今すぐ国をあげて表彰するべしっ！！！

痛さはもちろん説明する的確な言葉が思いつかないレベルですが、あんなことも、こんなことも、今までの人生で「女の子」とか「女性」というカテゴリーにくくられている中では、あり得ないことの連続　あのお母さんも、このお母さんも、ヤンキーのママも、松嶋菜々子も、ここでみんな「母」という新たなカテゴリーに属することになるわけです。

”母は強し”当たり前。
ちゃ～んと母になる過程で試されて鍛えられてくるんだもの。

痛みや苦しみに耐えてがんばってがんばって、それを乗り越えてこそ、この宝物に出会うことができるんだなぁ。と、実感。先輩ママちゃんたちが口を揃えてその辛さについて「そんなの忘れる忘れる」と言っていたけど、出産直後には「絶対忘れるワケないじゃ～ん！」と思ってましたが、あらま～不思議。ホントにすっかり忘れてます。痛かったり辛かったりしたことははもちろん忘れないのですが、どんな痛み？と聞かれると、もう思い出せませんうまくできてますね。


さてさて、モニョモニョくんがこの世に生まれてきた瞬間ですが

パパちゃん：号泣！！！！！！！！
　　　　私：”ウワッ！ホントにいたっっ！！”

でした。
結婚式の時同様「ママちゃんは泣かなかった。」とこれからずっと言われ続けることでしょう・・・。だって、本当に自分のお腹からちっちゃい人が出てきてビックリしたんだもん

アフタービクス

お恥ずかしい話ですが、まだ実家でぬくぬくさせてもらってます

「ぬくぬく」を具体的にいうと、朝昼晩３食上げ膳据え膳おやつ付き、洗濯、お掃除、お風呂の準備、果てはモニョモニョくんの寝かせ付けやチビリうんちのお洗濯まで。そしてママちゃんの毎日のいでたちはいまだにパジャマ。　
す・・・すんません。ホンマすんません。

授乳のおかげで太りはしないものの、このままではお腹も当然ひっこまんよねぇ～　ということで、一ヶ月検診でも先生に許しを頂いたので、出産前に参加していたマタニティビクスの産後版、アフタービクスを始めました。場所も先生も同じで、マタニティビクスのクラスのすぐ後にあるので、一緒にやっていた人たちにも再会。みんな微妙にお腹が大きくなってました

アフタービクスは赤ちゃんと一緒に参加なので、モニョモニョくんも初チャイルドシートでお出かけ（どうもドライブは好きみたい。良かった良かった。）最初は、赤ちゃんのボディーマッサージから始まり、その後はダンスとペットボトルを使ったウエイト運動でした。その間はすみっこに赤ちゃんたちを寝ころばせておくんだけど、一人が泣くと連鎖でみんな泣き出したりしておもしろかった。あれって、うつるのね

出産前にも一緒にマタニティビクスをやっていた人で、モニョモニョくんよりも８日早く産まれた女の子を連れてきてたんだけど、産まれた時の体重は１０グラムくらいしか変わらないのに、並べてみると明らかにウチの子はデカイ！！しかも！その子は増えすぎるからっておしゃぶりで授乳をセーブしてると聞いて二度ビックリ！！　

うちは構わず飲みまくりだよ～　ダメ？！？！

ご報告とお礼

ウソのようなホントの話。

２００５年１０月２６日（水）午後２時２２分。
ついにモニョモニョくんがパパちゃんとママちゃんのところに
無事産まれてきてくれました

予定日よりも１２日も早く私たちのところにやってきた赤ちゃん。
長かったね、がんばったね、やっと会えたね。
はじめまして、これからどうぞよろしくね。


妊娠中、色々な形で励まし続けてくれ、モニョモニョくんの誕生を自分のことのように喜んでくれたお友達のみんな、頼りになるママちゃん情報を教えてくれた先輩ママちゃんズ、支えてくれた両家の家族、そして分娩中ずっと私の手を握って一緒にがんばってくれたパパちゃん、み～んなに励まされ支えられて無事、人生の大イベントを乗り越えることができました。心からありがとう。

母になるということ

正常産期をむかえ、ここ２、３日は夜になるとお腹が張りやすくなってきたこと、あとお腹の膨らみ部分が前よりもほんの少しだけ下の方に移動したような気がすることで、いつ産まれてきてもおかしくないんだなぁと感じています。少なくとも数週間以内には、小さな命が産まれ、私は母になるのか。と思うと、とても不思議でとても楽しみでもあり、反面、あまりの責任の大きさに少なからずひるむこともあります。

今までの人生で、これほどの大きな変化ってあったかな？と最近よく考えます。
２０代の頃は２度の海外生活を経験する機会にも恵まれ、その後、兵庫県での一人暮らし、どちらも周りの環境は全く変わって、時には辛いこともあったけど、それはあくまで自分自身ががんばったり突き進めばよかったこと。３０代になって結婚。これはそれまでとはちょっと違った。常に相手のいることだから。自分一人ががんばってもお互いに力を合わせて理解しあうことがなければ進みません。でも、辛さは半分、喜び１００倍。この変化に慣れるには、やっぱり少しずつお互いに努力も要ったし、きっとこれからも時間をかけて深まりあっていくんだろうな。と感じます。

今回の出産はどうだろう？
結婚は、出来上がった人と人が出会って、少しずつお互いを分かりあったり認め合ったり発見があったり、そういう中で生まれてきたものだけど、今までなかったものがある日この世に存在して、それが全くのゼロからのスタートで、なおかつ私がお世話をしなければ生きていけないし、これからずーっと何歳になっても、おばあちゃんになっても、私はその子の母として過ごすんだなぁと考えると、本当に人生の大変化を迎える直前に、今いるのだということをあらためて実感。

私はただの私だったのが、パパちゃんの奥さんになり、モニョモニョくんの母にもうすぐなります。

メスであることへの自覚

出産が近づき、最近妙にイライラしてます。

確かに妊娠してからは、異常に涙もろくなったり、情緒不安定だったり、色んな意味でとてもデリケートになってはいるのですが、最近ますますイライラが強く敏感になってきている気がします。

今日、ホームセンターで買い物をしていると、中年のおじさんが私と同じ棚のものを見たかったらしく右隣に来たのですが、それがまずイヤ！、その後どうもその物を奥さんに相談したかっらしく私の前を通って左隣へ、ムムムっ！！、奥さんが見あたらなかったのか、再び私の右隣に移動しようとこっちへ向かってこようとしたのを察知、もう我慢ならず私は選んでいたものを棚に戻し、この上ないイヤ～～な表情をしてその場を去ったのでした。ガオォォォ～～～～～！！！

車に乗って、急に思ったのでした。
これって「メス」って感じ・・・・
普段だったらうっとおしいなぁくらいで我慢できることなのに、男の人が周りをちょろちょろするのが病的に身の毛もよだつほどイヤだった！！　動物も出産前になると人を寄せ付けず、敏感にヒステリックになるもんね　
何か私って「メス」だなぁ～と感じた瞬間でした。

正期産

３７週に入りました。これより以前に産まれると「早産」というらしいのですが、外の世界にでても大丈夫なくらい成長している期間が３７週から、これを正期産（予定日の前３週間～後２週間）というそうです。まずは、ホッと一安心。でも、ということは、ホントにもうすぐなのよねぇ～。とドキドキ。まだ実感ゼロです。

今は、赤ちゃんが産まれたら食べたいものを考えるのが一番の楽しみ
（←ダメなママちゃん・・）いっぱいいっぱい我慢して太らないように、カロリー取りすぎないように。と常に思っているので、かなり欲求がたまってます。


食べたいものリスト

　　　・ダントツ１位ミスタードーナツもう食べれないってくらい。
　　　　 　　（全種類１個ずつはいきたいね。
　　　　　　　　　　　フレンチクルーラーとココナッツチョコレートは２個）
　　　・具ぎっしりのおいしい豚まん
　　　　 　　（中華街のジャンボなのか、５５１蓬莱のがいい）　　　
　　　・濃厚チョコレートケーキ＆濃～いコーヒー
　　　・スイスロール一本
　　　・カツ丼大盛り
　　　・おはぎ山盛り
　　　・鶏の唐揚げ気の済むまで
　　　・極上さくさくデニッシュパン
　　　・焼きたてクロワッサン（できれば神戸屋）
　　　・イタリアンのコース（コーヒー＆デザート付き）
　　　・ココ壱のカツカレー
　　　・天一のらーめん（汁も全部）
　　　・宅配ピザ（ふちまでチーズINでトッピングはテリヤキチキン）
　　　・スーパーのお総菜コーナーのお弁当 ＆巻き寿司
　　　・「カフェ・ド・ムッシュ」で好きな物
　　　・コメダ珈琲のシロノワール

まだまだ、ありそうだけど、これだけ文字にしたらちょっとだけ満足した　結局、産まれてからも母乳だったらこんな無茶なもの食べてられないんだろうな・・・。あぁ、無茶したい～。

お腹の穴

今日はのんびりモードで、近くの赤ちゃんホンポへ。
いよいよ、ベビー布団やらセレモニードレス（退院やお宮参りの時に着るヒラヒラの服）などを見に行きました。実家の和室にはモニョモニョグッズが大集結。服、ベッド、チャイルドシート、ベビーカー、ベビースケール、抱っこひも、ベビーバス、紙おむつ、おむつ捨て、ママかばん等々。ところせましと並べられつつ、モニョモニョくんがやって来る日を今か今かと待ちかまえています

帰ってきてパパちゃんとしばしお昼寝
お腹を出して寝ていたパパちゃんのお腹を見てビックリ！！

「パパちゃん！お腹に穴が開いてるよっっっっ！！！！」

ん？・・・でも、まてよ。そっか、おヘソって元来こういうものだったっけ？
久しくくぼんだおヘソを見てなかったので、一瞬ドッキリ　ここ何ヶ月か私のおヘソは、伸びて伸びて伸びきって、生まれてこのかたお日様の光にあたったことのなかったヘソ底の部分の皮膚が初めて日の目をあび、数日前からはついにその部分がついにクルリと裏返ってピヨっと飛び出してます　一体この後はどうなっちゃうのでしょう・・・？怖いよぉ

パパちゃんはいつもの通り、夕日に向かってブロロンと帰って行きました。
遠くから毎週来てくれてどうもありがとう。またきてね

マタニティビクス

マタニティビクスを始めました

こっちの病院で週２回開かれている教室。一回８００円、飲み物付き。
病院の一角に鏡張り、バー付きの立派なダンス部屋があるのです。出産前に嫁もせっせと通っていて、その時に着ていた妊婦用の運動できる半ズボンも貸してくれていたので、それをはいていざ出陣

嫁にちょっと聞いてはいたものの、かなりの激しさにびっっっっっくり！！前に兵庫で住んでいる町の一回限定教室に参加したことがあるけど、全く違うよ～。マタニティっていうか普通に全力投球じゃ～ん　さすがに飛んだり跳ねたりはないけど、ウオーミングアップした後の音楽にあわせて踊るときなんて、インカム付けた先生がノリノリでそれこそ「フォー！」とか言ってるし。
大きなお腹した団体がこんなノリノリで激しくダンシ～ングっていうのがなんか冷静に考えるとおかしぃ～

なんと先生も現在妊娠７ヶ月。不妊治療をつづけてやっとできた赤ちゃんだそうで、レッスン前と後に行われる血圧＆心拍数計測と看護師さんによる赤ちゃんの心拍確認も、先生が率先してやられていて「お互いがんばろうね！」と声をかけて下さいました。あのダンスの激しさも、先生がなによりの証拠、おかげで全く不安になりません。まだ５、６ヶ月の頃、何をするにも一応そろ～っと慎重に行動していた自分が何だったんだろうと思うくらい。妊婦って意外と頑丈なんだわ。でも、ちゃんと頻繁にお腹が張ってないかはチェックしつつレッスンをしてくれます。妊婦の体を分かった上での激しさなのです。つづけておくとお産も楽らしいですぞ

もともとリズム感のかけらもなく、どんなダンスも盆ダンスになってしまう私。初日の今日はとにかくみっともなくとみんなについていくのが精一杯でしたが、形はともかく！遠慮なくめいいっぱい体を動かすことができて最高にきもちいいー！！　特に、最近おウチの事情で毎日家事全般をこなしていて、里帰りする前よりも真剣に主婦しないと追いつかず、フラフラ気ままに買い物に出かけたり、お友達に会ったりすることなく常に家のことばかり考えていたので、気がつかないうちにストレスがたまりがちだったようです。
ここで一気に発散！！！すっごく楽しかった

来週もレッツ・ダ～ンス！フォー！！

お散歩術

妊婦は歩かねばなりません

でも、歩くといっても目的がないとなかなか・・ね
そんな中、思いついたのが店内ウォーキング。実家から車で５分くらいのところにある郊外型のジャスコに毎日お買い物に行くついでにお散歩もさせてもらってます。

平日の午後、紳士服などのある３階はお客さんもまばら。店内はフラットで通路はまっすぐ、それこそ１００メートルくらいズドーンとぶち抜きでのびていて、幅は３～４メートルほどあるでしょうか？同じ様な通路が３本平行して店内を通っているので、飽きないように毎周コースを変えてテクテクテクテク　体がポカポカしてジワッと汗がにじむくらいたっぷり３０分、巡回中の警備員のお姉さんよりもはるかに巡回率高く、そのうち職務質問されるかしらん？と思いながらもエッサホイサとひたすら歩く。暑くても、寒くても、雨でも、風でも、心配なし！暗くなってからも気軽に行けるし、そこそこ人目もあるし、疲れたらベンチも自販機もあるし、飽きたら同じ階の本屋に入って気分転換、エレベーターの上には時計もついてる。な～んて便利、いたれりつくせり

満足するまで歩いたら、１階におりて食料品のお買い物をしてジャスコさん今日もありがとう

パパちゃん再会

パパちゃんが来てくれました～

出張で会えない時とはちょっと違って、一週間我慢の子だったので、再会の喜びもひとしお。たっぷりたまった一週間分のおしゃべりを”根津甚八”で朝までトークか？！の勢いでしたが、お布団に入ったら二人ともバタンキュー　やっぱり一緒にいられるのは何よりの安心ですな。