社会で「工業生産と工業地域」の授業を行った。
13日のサークル例会で模擬授業した部分である。
まずは,教科書にある,工業地帯・工業地域とその生産額を表す図を読み取らせる。
「中京工業地帯はどこですか」「その工業生産額はいくらですか」と,資料の見方を確認していった。
「9つの工業地帯・工業地域が出ています。1位から9位まで順位をつけなさい」と言って,教科書に記入させた。
その順位をノートに記述させた。
順位は次のようになる。
1位 中京工業地帯
2位 阪神工業地帯
3位 関東内陸工業地域
3位 瀬戸内工業地域
5位 京浜工業地帯
6位 東海工業地域
7位 北陸工業地域
7位 京葉工業地域
9位 北九州工業地域
順位をつけたり,ノートに書いたりしているうちに,あることが気になってくるはずである。
「“工業地帯”と“工業地域”はどう違うのだろうか」という疑問が思い浮かぶのである。
「何か『はてな?』と思うことはありますか」と聞くと,予想通り「工業地帯というのと工業地域というのがある」という。
「工業地帯と工業地域というのは,どう違うのですか。どういうふうに区別しているのですか」と聞いた。
子どもは,教科書の前のページを見て,次のように説明した。
「多くの工場が集まり,工業生産が盛んな地域を工業地域という。その中でも特に帯のようにつながっているところを工業地帯という」
何だか分かったような,分からないような説明である。
瀬戸内だって北陸だって帯のように連なっているではないか。
「工業地帯と工業地域ではどちらが規模が大きいということですか」と問うと,「工業地帯だ」という。
それに対して,おかしいという子も出た。
3位,4位は工業地域で,5位が工業地帯なのである。
次のように言って,子どもを更にゆさぶる。
「北九州工業地域となっていますが,これは北九州工業地帯ということもあります」
子どもの「はてな?」はさらに大きくなる。
「どうして最下位の北九州が工業地帯なのだ?」
13日のサークル例会で模擬授業した部分である。
まずは,教科書にある,工業地帯・工業地域とその生産額を表す図を読み取らせる。
「中京工業地帯はどこですか」「その工業生産額はいくらですか」と,資料の見方を確認していった。
「9つの工業地帯・工業地域が出ています。1位から9位まで順位をつけなさい」と言って,教科書に記入させた。
その順位をノートに記述させた。
順位は次のようになる。
1位 中京工業地帯
2位 阪神工業地帯
3位 関東内陸工業地域
3位 瀬戸内工業地域
5位 京浜工業地帯
6位 東海工業地域
7位 北陸工業地域
7位 京葉工業地域
9位 北九州工業地域
順位をつけたり,ノートに書いたりしているうちに,あることが気になってくるはずである。
「“工業地帯”と“工業地域”はどう違うのだろうか」という疑問が思い浮かぶのである。
「何か『はてな?』と思うことはありますか」と聞くと,予想通り「工業地帯というのと工業地域というのがある」という。
「工業地帯と工業地域というのは,どう違うのですか。どういうふうに区別しているのですか」と聞いた。
子どもは,教科書の前のページを見て,次のように説明した。
「多くの工場が集まり,工業生産が盛んな地域を工業地域という。その中でも特に帯のようにつながっているところを工業地帯という」
何だか分かったような,分からないような説明である。
瀬戸内だって北陸だって帯のように連なっているではないか。
「工業地帯と工業地域ではどちらが規模が大きいということですか」と問うと,「工業地帯だ」という。
それに対して,おかしいという子も出た。
3位,4位は工業地域で,5位が工業地帯なのである。
次のように言って,子どもを更にゆさぶる。
「北九州工業地域となっていますが,これは北九州工業地帯ということもあります」
子どもの「はてな?」はさらに大きくなる。
「どうして最下位の北九州が工業地帯なのだ?」