Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

ディスクゲーム2時間目

2011-03-04 22:24:29 | 体育
 だいぶ間が空いたが,2月22日以来の2時間目のディスクゲームの授業を行った。

 まずは2人組でのパス練習である。
 「指前・トン・ビュン」と動きのポイントを言語化し,声に出して行わせた。
 ただ,「トン」と「ビュン」の動きは同時であるので,この合言葉は改良が必要であると感じた。
 
 「指前・トン・ビュン」の動きにはなっているのだが,まっすぐにディスクを飛ばすことのできない子もいる。
 上方に投げるために,カーブしてしまい,相手に届かないのである。

 上手な動きができているS君とK君に示範させ,「どこが上手でしょうか」と発問した。
 しかし,あまり反応がない。

 そこで,比較させるために私が下手な動きを示範した。
 ディスクを水平ではなく,上の方に飛ばすようにした。

 もう一度子供たちに聞くと,「平らに飛ばすようにするといい」「手首をうまく使って投げるとよい」という意見が出された。
 それらの意見を生かして,再度パス練習をさせた。

 次は,前回も行ったパスゲームである。
 相手にディスクを投げたら,すぐに前方に走るという動きは,よくできていた。

 続いて,「ナイスパス&ナイスキャッチゲーム」を行った。
 方法は次の通りである。

 ・チームの1人がバスケットボールのサークル内に入る。
 ・チームの他のメンバーは,サークルから7~8メートル離れた場所に1列で並ぶ。
 ・ラインからサークル内の子にディスクを投げる。サークルから出ないでキャッチできたら1点入る。
 ・サークル内の子は,元の子にディスクを投げ返す。うまくキャッチできたら1点入る。
 ・チームの合計点数で競う。
 
 1回目は,4点~5点とどのチームも低調な記録だった。
 
 「どう投げたら点数を増やせるでしょうか。話し合いなさい」と指示した。
 1分後,集合させ,どんなことを話し合ったか発表させた。

 ・上に投げないようにする。
 ・手首のスナップを利かせる。
 ・下の方に向けて投げる
などの意見が出た。

 2回目のゲームでは,最高得点が11点であった。
 ポイントに気をつけて投げたことにより,ディスクの動きが安定し,点数が増えたのである。
 
 最後に,次回から行う4対1の「ディスクゲーム」のデモゲームを見せて授業を終えた。