Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

長短とび 2

2011-02-05 20:50:29 | 体育
 1度集合させた。
 集合した子からみんなでカウントダウンさせたが,2班はのんびりとやってきて急ぐ様子がなかった。
 「罰として体育館を1周してきなさい」と指示したところ,なぜか2周してきた。
 反省の色があまり見られないので立たせ,「のろのろと集合して,みんなの時間を奪ったのだ。みんなに謝りなさい」と言い,謝罪させた。

 どんな工夫をしたらうまく跳べるでしょうか。

と問い掛けたが,意見が出ない。
 普段このような発問のある体育授業スタイルに慣れていないからかもしれない。

 そこで,2択問題にして提示し直した。

 A 短なわの子が長なわに合わせるのか。
 B 長なわの子が短なわに合わせるのか。


 圧倒的にBが多かった。

 5分間練習したあとに,グループ対抗戦をすることを知らせた。
 
 何回跳べるかグループ4人の合計点で競います。1回跳べれば1点,2回なら2点…,10回以上は全部10点です。最高が10点です。

 練習中,うまくできていない子に対しては,私がなわを回して跳ばせていった。

 グループ対抗戦では,最高点数は21点であった。
 個人では10点達成者は4人であった。


 2時間目は,自分のクラスで同様の内容の授業をした。

 隣の組での実践との違いは,最初の示範で私が長なわの回し手をしたこと,発問でABの人数が半々になったことである。
 半々になったので,Mさんに跳ばせてどちらがよいか検証させた。
 Bの方法だと跳べたが,Aの方法では,私がスピードに変化をつけて回したためにできなかった。
 それで,Bの方法がよいということに収束していった。

 1組では,グループ最高点は22点であった。ただし,このチームは人数が少なく3人での22点である。
 個人では10点達成者は4名であった。

 2年前に4年生で実践したときは,10点達成して子は多くいたはずなのだが,今回は少ない。
 そういえば,前回は10回跳べたら帽子を裏返しにするというルールを入れていた。

 記録が低調なのはそういう面の指導が足りなかったからかもしれない。
 それとも単純に3年生と4年生の技能差なのか。

 できればあと何度か実践してみて,子どもたちの記録を伸ばしていきたい。