Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

折り返しリレー

2009-06-14 22:47:59 | 体育
 6月12日,1年生で折り返しリレーの授業を行った。

 4チーム対抗で行うこととした。単純に背の順の4列で並んだときの列がチームになる。
 しかし,これが問題である。
 いまどき珍しいのではないかと思うのだが,私の勤務校では,普段男女別の列となっているのである。したがって,男子だけのチームが2チーム,女子だけのチームが2チームできてしまう。
 いずれ近いうちに体育バージョンの男女混合の列を教える必要がある。

 しかも,けがで見学の子がいたり,転出児童がいるため1名足りなかったりと,混乱が続いた。誰かが2回走らねばならないのだが,これがものすごいもめごとになっている。

 スタートしたらスタートしたで,タッチもせずに勝手に走り出す子がいるなど,ルールが徹底しない。前もって示範もしているのだが,情報がインプットされにくいようである。
 
 混乱した状況の中で行った1回目は,どこが勝ったかなど,もう分からない状態である。
 とにかく2回目を行う。一応の勝敗は分かった。
 
 ここで主発問である。
 
 「コーンをどう回ったら速く走れるでしょうか」

 ある子は「小さく回ればいい」と答え,ある子は実際に演示して発表した。

 「では,遅い人は,どう回っているでしょうか」と問うと,指名した子が演示し,コーンを大きく回ってきた。

 「チームで作戦を立てなさい」と投げ掛けたが,失敗であった。
 私が意図したのは,コーンの回り方を確認させることであったのだが,子どもたちが行ったのは誰が2回走るかという話し合いであり,結果として再び騒乱状態に陥ってしまった。

 3回目のレースでは,一応コーンの回り方に変容が見られたようではあるが,どうもドタバタした授業になってしまった。

 実は,運動会の練習が4月下旬から先週まで続き,これまですべて合同体育であった。クラス単独で行う体育授業は,これでおそらく5回目である。
 授業が成立しないほどではないが,マネージメントに大きな課題が残っている。