Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

スキップの指導 2

2009-06-05 01:17:17 | 体育
 フロアを自由にスキップで移動→2人組でスキップ→4人組→8人組と変化させていった。

 ここでのねらいは,スキップの習熟だけではない。
 真のねらいは,誰とでもすぐにペアやグループを作ることである。仲間との関わりである。
 しかし,グループほとんどの組は男子同士,女子同士組んでいた。
 8人組の時,1グループだけ男女混ざっていたグループがあったので褒めた。すると,他のグループも自ら解体して,男女混ざったグループを作り直した。

 次に「さんぽ」の歌を歌った。
 そして,「この歌とスキップのリズムは合うでしょうか」と問い掛け,実際にスキップしながら歌わせてみた。

 さらにじゃんけんゲームを取り入れた。
 「『くものすくぐって~』のところで,近くの人と2人組を作ります。『くだり・み・ち』のところで,3回じゃんけんをします。「り」と「み」と「ち」のところでじゃんけんします。勝った数の多い人だけ残ります。2人組を作れなかったり,じゃんけんに負けたりした人は先生のところに来てください」と指示した。
 じゃんけん部分が分かりにくいので,演示した。

 このじゃんけんの音楽的意味は,「り・み・ち」のところで3回じゃんけんをするところにある。
 4分休符をきちんと休むことになるのである。
 休符の感覚を遊びながらつかむことができるのである。

 勝った子だけで2回戦。負けた子には歌を歌わせた。同様にして,3回戦も行った。

 この音楽の時間は,ほとんど体育のような感じであった。
 私の低学年の音楽授業は,こんな感じのものが多い。

 体でリズムを感じるという部分は,音楽にも体育にも共通である。