ぜひとも習得させたい技能としては,スタートの技能がある。
1年生ならば,スタンディングスタートが普通であろう。
次のように発問・指示した。
まずは脚の構えである。
「脚は,グー,チョキ,パーのどれがいいでしょうか。」
子どもたちはチョキと答える。
「じゃんけん,チョキ!」
次に腕の構えである。
「腕時計を見なさい。」
この指示は大変有効であった。左右反対の腕を出す子は多かったものの,構えが低くなり,重心が前に出るようになったのである。
スタートの指導を入れながら,かけっこを行い,結果に応じてメンバーを入れ替えていく。
繰り返して行っていく中で,スタートの技能も身に付き,入れ替えによって走力も均衡してくるので,全力走の感覚も身についてくる。
ここで身についた全力走の感覚をリレーで活用していくようにする。
もちろんこれは「活用」だけではなく「習得」も兼ねている。リレーによって全力走の感覚をさらに高めるという考えもあるからである。
折り返しリレーにもさまざまな方法が考えられる。
一番簡単なのは,チーム全員が同じ距離を走るものである。
しかし,これはチームづくりによって勝敗が大きく左右されるという問題がある。
50m走などのタイムを参考にして,速さが均等になるようにチームづくりをできればよいのだが,大変に時間が掛ってしまう。
チームの力が均等化していなければ,初めからある程度勝敗が見えてしまい,全力走につながっていかない。
そこでリレーの方法を工夫することが考えられる。
1年生ならば,スタンディングスタートが普通であろう。
次のように発問・指示した。
まずは脚の構えである。
「脚は,グー,チョキ,パーのどれがいいでしょうか。」
子どもたちはチョキと答える。
「じゃんけん,チョキ!」
次に腕の構えである。
「腕時計を見なさい。」
この指示は大変有効であった。左右反対の腕を出す子は多かったものの,構えが低くなり,重心が前に出るようになったのである。
スタートの指導を入れながら,かけっこを行い,結果に応じてメンバーを入れ替えていく。
繰り返して行っていく中で,スタートの技能も身に付き,入れ替えによって走力も均衡してくるので,全力走の感覚も身についてくる。
ここで身についた全力走の感覚をリレーで活用していくようにする。
もちろんこれは「活用」だけではなく「習得」も兼ねている。リレーによって全力走の感覚をさらに高めるという考えもあるからである。
折り返しリレーにもさまざまな方法が考えられる。
一番簡単なのは,チーム全員が同じ距離を走るものである。
しかし,これはチームづくりによって勝敗が大きく左右されるという問題がある。
50m走などのタイムを参考にして,速さが均等になるようにチームづくりをできればよいのだが,大変に時間が掛ってしまう。
チームの力が均等化していなければ,初めからある程度勝敗が見えてしまい,全力走につながっていかない。
そこでリレーの方法を工夫することが考えられる。