Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

長短とび 1

2009-01-12 22:43:44 | 体育
 長短とびの授業を行った。長なわと短なわの組み合わせである。

 この教材は,9月に「第3回杜の都のTOSS体育セミナー2008」で模擬授業を行っている。模擬授業で学んだことを実際の授業に生かすようにする。

 組み合わせ単元で行ったので,授業時間は,15分ほどである。
 
「前回し1回旋2跳躍。10回できたら座ります。」

 4年生であるから,できない子はいなかった。

 模擬授業では,このあと8の字跳びをして実態把握をしたが,普段の授業から全員できることが分かっているので省略した。

「『長短とび』という新しい種目に挑戦します。長なわの中で短なわを跳ぶのです。」

 このように説明したところ,「えー」「そんなことできるのか」という反応であった。

 「1回旋2跳躍ができれば,誰でもできます」と言って,私が示範した。子供たちの反応は,「それならできそうだ」という感じであった。

 この示範は上手ではなかった。
 長なわを回している子とのタイミングが合わず,2回しか跳べなかった。
 つまり,この示範を見ただけでは,子供たちは動きのコツを発見することはできなかったはずである。運動の仕方は分かったが,運動の原理は分からない状態である。

「グループで役割を交代しながら練習しましょう。」

 今日は,このように投げ掛けて,練習させてみただけである。
 8人1組で,中で跳ぶ子や長なわを回す子を交代しながら行わせた。
 
 見た目と違って,意外と難しいようである。長なわと短なわのタイミングが合わないようである。
 タイミングを合わせるために,グループ全員で「トントン,トントン」と声を掛け合っているところも見られた。