一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

七高僧

2013年04月18日 | 仏教

七高僧とは、浄土真宗の宗祖とされる親鸞が選定した7人の高僧のこと。「正信念仏偈」の依釈段や、『高僧和讃』に示してある。

選定の理由

願生浄土者
自らが、阿弥陀仏の本願を信じた上で、念仏し生きたこと。
自力による行・念仏によって浄土往生しようとした者は、選定されていない。
開顕の釈功
阿弥陀仏の本願を顕かにする上で、先人の踏襲ではなく、独自の教義展開(発揮)があること。
諸説の了否
阿弥陀仏の本願の趣旨に相応していること。
製作の有無
書物を著し後世に弘伝したこと。
七高僧の著述を総称して、「七祖聖教」(しちそしょうぎょう)・「七高僧論釈章疏」とよぶ。
Kousou