一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

平出和也

2018年02月18日 | 社会
1979年5月25日長野県諏訪郡富士見町生まれ。

小中学校では剣道に打ち込み、長野県3位となった記録を持つ。

1995年4月、東海大学第三高等学校に入学。陸上部に所属し競歩の選手として活躍、全国大会で6位入賞。高校時代は訓練のため赤岳など日本の山を陸上スタイルで走って登っていた。

1998年4月、東海大学入学。高校時代に引き続き1,2年時は陸上部で競歩に取り組み、日本選手権10位。3年時より陸上部を離れ、山岳部に所属。2年後にはヒマラヤ遠征に加わる。

2001年、未踏峰クーラカンリ東峰(7,381m)に初登頂を果たし、日本スポーツ賞を受賞した。

2008年7月、同じICI石井スポーツ所属のプロ登山家竹内洋岳からの誘いで8,000m峰のガッシャーブルムⅡ峰とブロードピークにサポート兼カメラマンとして参加、連続登頂に成功。

2008年10月のカメット峰(7,756m/インド)南東壁未踏ルート初登攀の功績によって、パートナー谷口けいと共に「第17回ピオレドール賞」を日本人として初受賞[1]。同功績により日本スポーツ賞も受賞。山岳スキー競技選手権アジア選手権団体リレー優勝、個人バーチカル5位、個人総合4位。

2013年5月、ミウラエベレスト2013隊に参画し、三浦雄一郎の80歳でのエベレスト登頂を撮影[2][3]。

2014年、NHKテレビ番組「グレートトラバース」で日本百名山一筆書きに挑戦した田中陽希に撮影スタッフとして同行。翌年、続編の日本二百名山一筆書きにも撮影スタッフとして同行。

2015年12月、世界的な山岳登攀と独自の技法による撮影実績が讃えられ、第17回秩父宮記念山岳賞受賞。

ICI石井スポーツ所属(登山本店勤務)。

2017年「誰にもまねできない冒険と撮影を両立している」として第21回植村直己冒険賞受賞。