内田 義彦(うちだ よしひこ、1913年2月25日 - 1989年3月18日)は、日本の経済学者である。
愛知県名古屋市生まれ。専攻は経済学史、社会思想史。経済学博士。アダム・スミス、カール・マルクスと、近代日本思想史の研究で知られる。著書『社会認識の歩み』で、歴史認識と現代認識の関係、理念とハウ・トゥの関係、本の読み方について、を論じて、日本における社会科学的認識について考察している。
『内田義彦著作集』 岩波書店 全10巻、1988-89年
- 1.経済学の生誕
- 2.経済学史講義
- 3.経済学史・思想史研究
- 4.社会認識の歩み・資本論の世界
- 5.日本資本主義の思想像
- 6.学問への散策 散策もう一度
- 7.対談への試み
- 8.作品としての社会科学
- 9.読書と社会科学
- 10.歩みの跡
- 補巻.「時代と学問」 野沢敏治・酒井進編、2002年