一身二生 「65年の人生と、これからの20年の人生をべつの形で生きてみたい。」

「一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」

ポスト新自由主義

2016年07月08日 | 社会・経済

新自由主義の時代は終わった。人間を大切にする経済と社会を取り戻すために今こそ民主主義が最強の武器となる。

山口/二郎
政治学者。北海道大学大学院法学研究科教授。1958年、岡山県生まれ。東京大学法学部を卒業後、同大助手を経て北海道大学へ。当初は五年ほどと考えていた札幌暮らしも早25年。途中、イギリス、オックスフォード大学セントアントニーズ・カレッジ、ウォーリック大学で客員研究員なども務める。グローバル化の荒波のなかで、人間の尊厳を守るための政治や政策をいかに実現するかという問いを考え続けている。『週刊東洋経済』『週刊金曜日』などで政治批評を連載。