シーザーサラダ真のレシピ
ここでは、私が数ある研究書や資料を検討した結果どうやらたどり着いたシーザーサラダの真のレシピや、さまざまな作成法についてご紹介する。
ネタ本は、
Greenfield, T. D. 1995 In Search of Caesar. Alexander Books.
Warner, J. 1994 Joie Warner's Caesar Salads. Hearst Books.
やいくつかの小記事が中心である。さらにそれらのもとネタもあるのだが、おいおい紹介する。
以下に解説するのが、シーザー・カーディーニ オリジナルレシピと見なして間違いがないものである(ただーし、私自身このレシピを守って作ったことが「ない」ので、責任は持てないよん。Caesar Cardiniブランドのドレッシングを買ってきて作る方が安全かもね)。
用意すべきもの(4~6皿用)
ロメイン・レタス 2玉
外側の葉を捨て、洗い、ペーパータオルでよく水気をとり、冷やすこと。ただ、このレタスが手にはいるのか…。独特の味わいのあるこのレタスでないと、あのドレッシングには合わないかもしれません。ちょっとおハイソなスーパーとか、輸入食材を扱う店などでは見かけます(例えば、東京・麻布のナショナルマーケットにはありました。cardini brandのドレッシングも)。
ガーリック・オイル 3/4カップ
大きめのニンニクを4~5かけむいて、オリーブオイル(エキストラバージンが望ましい)1と1/2カップと、同量のサラダ油を混ぜた中に漬けて4~5日おくこと。
塩 ティースプーン1/2
コショウ ティースプーン1/2
黒コショウを、やはりその場でひいて使うのが望ましいと考えられます。
レモン 大玉1/2
もちろん新鮮でなければならず、間違っても容器入りのレモン汁など…。
ウスターソース 6~8ドロップ
大きめのスーパーでも見かける、イギリスLea & Perrin社のウスターシャー・ソースが本場物ということでいいのではないでしょうか。実は、このメーカーが必要となる理由があります。というのも、この中に入っているアンチョビーが、オリジナルシーザーサラダにアンチョビーフレーバーを加える原因となっており、それがその後、直接アンチョビフィレやペーストを加えさせ、「シーザーサラダといえばアンチョビー風味」とされる原因になったと考えられているから。国産のウスターソースは、オイスターエキスなどを使っていたりするので、ちょっと違うのだ。
コドルド・エッグ 2つ
沸騰した湯の中に1分間沈めた、「半生ゆで卵」。なお、アメリカでは(場所によっては)生卵のサルモネラ菌汚染という心配があるそうで、レシピによってはコドルド・エッグの利用をあえて勧めていないものもあります。その場合、マヨネーズなどで代用させることが多いようです。
パルメザンチーズ 1/4カップ
最高のものは、イタリア産のパルメジャーノ・レジャーノチーズです。これをチーズおろしでおろすのがよいと思います。輸入食材店などのチーズコーナーで手に入れることが可能です。次善の策としては、適当なハードチーズをおろすことです。どうにもならない場合は、いわゆる粉「パルメザン」・チーズを使うしかないでしょう。おろしたての風味は得られないですが。
クルトン 1カップ
自作可能。1日たった食パンを、耳を落としてさいの目に切り(5×5くらい?)、多めのガーリックオイルをフライパンにたらしてかりっと煎る。ただし、眺めている料理書では、「ベイク」するように書いてあります。まあ、そこまでしなくてもいいと思いますが、大事なのは、ガーリック風味でしょう。
作成法:こんな感じで作ってください
大きなボウルにレタスを入れる
ガーリックオイルを1/2だけ投入して混ぜる
塩とコショウを投入してざっくり混ぜる
レモンを搾り、ウスターソースを振る
コドルド・エッグをかける
残ったガーリックオイルを加える
チーズを加えて、レタスが全体によくドレッシングとからむまで混ぜる
最後にクルトンを加え、軽く混ぜる
オリジナルでは、手で食べられるように、レタスの茎のほうを外側にして、皿に円形に並べていたようです。
できたらすぐ食べること。そもそも、これはテーブルサイドで、実演しながら作るといった、多分にショー的要素が入っているようで(そもそも発明されたときがそうだった)、そういうサービスをしているレストランが「本物」のようです。
ここでは、私が数ある研究書や資料を検討した結果どうやらたどり着いたシーザーサラダの真のレシピや、さまざまな作成法についてご紹介する。
ネタ本は、
Greenfield, T. D. 1995 In Search of Caesar. Alexander Books.
Warner, J. 1994 Joie Warner's Caesar Salads. Hearst Books.
やいくつかの小記事が中心である。さらにそれらのもとネタもあるのだが、おいおい紹介する。
以下に解説するのが、シーザー・カーディーニ オリジナルレシピと見なして間違いがないものである(ただーし、私自身このレシピを守って作ったことが「ない」ので、責任は持てないよん。Caesar Cardiniブランドのドレッシングを買ってきて作る方が安全かもね)。
用意すべきもの(4~6皿用)
ロメイン・レタス 2玉
外側の葉を捨て、洗い、ペーパータオルでよく水気をとり、冷やすこと。ただ、このレタスが手にはいるのか…。独特の味わいのあるこのレタスでないと、あのドレッシングには合わないかもしれません。ちょっとおハイソなスーパーとか、輸入食材を扱う店などでは見かけます(例えば、東京・麻布のナショナルマーケットにはありました。cardini brandのドレッシングも)。
ガーリック・オイル 3/4カップ
大きめのニンニクを4~5かけむいて、オリーブオイル(エキストラバージンが望ましい)1と1/2カップと、同量のサラダ油を混ぜた中に漬けて4~5日おくこと。
塩 ティースプーン1/2
コショウ ティースプーン1/2
黒コショウを、やはりその場でひいて使うのが望ましいと考えられます。
レモン 大玉1/2
もちろん新鮮でなければならず、間違っても容器入りのレモン汁など…。
ウスターソース 6~8ドロップ
大きめのスーパーでも見かける、イギリスLea & Perrin社のウスターシャー・ソースが本場物ということでいいのではないでしょうか。実は、このメーカーが必要となる理由があります。というのも、この中に入っているアンチョビーが、オリジナルシーザーサラダにアンチョビーフレーバーを加える原因となっており、それがその後、直接アンチョビフィレやペーストを加えさせ、「シーザーサラダといえばアンチョビー風味」とされる原因になったと考えられているから。国産のウスターソースは、オイスターエキスなどを使っていたりするので、ちょっと違うのだ。
コドルド・エッグ 2つ
沸騰した湯の中に1分間沈めた、「半生ゆで卵」。なお、アメリカでは(場所によっては)生卵のサルモネラ菌汚染という心配があるそうで、レシピによってはコドルド・エッグの利用をあえて勧めていないものもあります。その場合、マヨネーズなどで代用させることが多いようです。
パルメザンチーズ 1/4カップ
最高のものは、イタリア産のパルメジャーノ・レジャーノチーズです。これをチーズおろしでおろすのがよいと思います。輸入食材店などのチーズコーナーで手に入れることが可能です。次善の策としては、適当なハードチーズをおろすことです。どうにもならない場合は、いわゆる粉「パルメザン」・チーズを使うしかないでしょう。おろしたての風味は得られないですが。
クルトン 1カップ
自作可能。1日たった食パンを、耳を落としてさいの目に切り(5×5くらい?)、多めのガーリックオイルをフライパンにたらしてかりっと煎る。ただし、眺めている料理書では、「ベイク」するように書いてあります。まあ、そこまでしなくてもいいと思いますが、大事なのは、ガーリック風味でしょう。
作成法:こんな感じで作ってください
大きなボウルにレタスを入れる
ガーリックオイルを1/2だけ投入して混ぜる
塩とコショウを投入してざっくり混ぜる
レモンを搾り、ウスターソースを振る
コドルド・エッグをかける
残ったガーリックオイルを加える
チーズを加えて、レタスが全体によくドレッシングとからむまで混ぜる
最後にクルトンを加え、軽く混ぜる
オリジナルでは、手で食べられるように、レタスの茎のほうを外側にして、皿に円形に並べていたようです。
できたらすぐ食べること。そもそも、これはテーブルサイドで、実演しながら作るといった、多分にショー的要素が入っているようで(そもそも発明されたときがそうだった)、そういうサービスをしているレストランが「本物」のようです。