Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

クラシックギター、セラックフレンチポリッシュ再開。

2016-03-28 22:21:19 | 日記


今日は曇る時もありましたが、午後は比較的いい天気。
気温は高めで、工房は暖房なしでも大丈夫でした。

作業はアコースティックギターから始めました。
リペアは終わっているのですが、リペアしてない所とリペアした所の艶感の違いがちょっと気になったので、磨くことに。
リペアしていない裏板や、バインディングの裏板側近辺を中心にコンパウンドをかけて行きました。
ちょっと高めのコンパウンドを買ったので、早速使ってみます。
結局、ネックも含め、全部磨きました。






アコギが綺麗になった所で、こちらも、リペアの終わったウクレレをチェック。
1弦の音が気になるとのことだったので、原因を調べて行きました。
本体を含め、楽器には問題が無く、原因は弦でした。
ということで、1弦だけ交換して終了。
ウクレレの次は、しばらく中断していたクラシックギターのセラックフレンチポリッシュに入りました。
クラック部分の塗装補修はうまく行ったので、表板を仕上げて行きました。
いつものように、ほぼ、アルコールで磨きます。
ブリッジの形状が変わっているので、周辺はちょっと大変でした。
仕上げたクラック部分とブリッジ周りです。


仕上げ前の表板です。


磨いた後です。



明日もクラシックギターのセラックフレンチポリッシュで。サイドバックの仕上げ行程を予定しています。

写真は作業後のクラシックギターです。


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