Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

19世紀ギター、表板はぎ合わせる。

2013-11-13 22:56:04 | 日記
今日も雪がちらつく天気。
朝は少し積もってました。

作業はブリッジ塗装の続きから始めました。
クラシックギターとウクレレ用を交互に塗っていきます。
だいぶ塗膜はついてきたので、もう少しで仕上げ行程に入れそうです。


ブリッジ塗装の次は、新規製作の19世紀ギターにとりかかりました。
予定では先月末にはとりかかるはずでしたが、リペアとウクレレが長引いて、やっと製作に入りました。
細部の仕様の確認はまだですが、とりあえず、表板のはぎ合わせから始めます。
15セットくらいの候補の表板から、一組を選びました。
実際の作業よりも、選択に時間がかかった気がします。
はぎ合わせの鉋がけが終わった所です。


鉋がけ後に接着クランプして明日まで乾燥させます。

明日ははぎ合わせた表板の切り出しと、ブリッジ塗装の続きを予定しています。

今日から始めた19世紀ギターはラコートです。
今まで何本か製作し、型枠はありますが、また新たに型も作ろうかと思ってます。

写真ははぎ合わせ、クランプ中の19世紀ギターの表板です。