Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

食べまくりトラベラーズIN高知*臨水の夕飯編。

2013-05-04 09:04:37 | 高知旅行

さ~、いよいよ子供の頃から憧れていたさわち料理を食べる
機会がやってきました\(^o^)/

お食事は一階のお部屋に用意されています。
衝立で仕切られてもう一組若め男子グループがいました。

ほーさわち料理は4人で一皿だと思っていたら2人で一皿でした

日曜市でとても気に入った田舎寿司もついています
酢飯に柚子の果汁を使っていてこれが美味しいんだ

全景はこんな感じね・・・

真ん中のホタテのような貝は「緋扇貝」といい殻がサンゴのような色です。
地元では「長太郎貝」と呼ぶそうです。土佐赤牛等地元の食材が使われています。

どろめ(生しらす)とチャンバラ貝。

ヤマモモの食前酒と鰹、うつぼのタタキ。もちろん塩で。
市場で食べたものよりここのウツボの方が美味しかった。
もちろんタタキは間違いない

で、今回食べた美味しい物の一つがこの鯨のすき焼き

初めて食べましたが、美味しいのなんのって

揚げ物は川エビなどでしたが、今まで食べた中で一番美味しい川エビの揚げ物でした
高知名物青のりの天ぷらも。芋天も今までで一番

地酒もグラスで一杯200円ととてもリーズナブル。

このように、一つ一つにラベルを貼ってくれるなんてス・テ・キ
結局、お酒はグラスで10種類、お銚子で2種類も頼んじゃった

この間に高知のお座敷遊び「可杯(べくはい)」が始まります。
天狗、おかめ、ひょっとこの形で穴が空いた酒杯を指で塞ぎながら
注がれたお酒を飲み干すという遊びです。
それぞれの絵柄が書かれたコマを回し、その独楽が向いた人が
その絵柄の酒杯で飲むのですが、そのあいだ「ベロベロの神様が~
と歌います。飲み干すと「お強い」と一声かけます。
その独楽は何度も中居さんに当たってしまいました

意外にも子供達に評判で「これはコンパでやったら盛り上がるでしょう!」と。

ご飯は鰹茶漬けか山椒茶漬けかを選べますが全員鰹・・・

最後にデザートの柚子ゼリーとケーキがでます。

見た目は普通のケーキと思いきや、しっかり手作りの美味しいケーキでした。
もうお腹がいっぱいだったのですが、美味しいので食べちゃいました

規模が規模だけにネットのクチコミもとても少ないですが、
本当に美味しいお料理で大満足
3万円以上の高級旅館ならこのレベルは食べられるでしょうけれど、
ここのコストパフォーマンスは最高だと思います
今まで泊まった旅館の中で最高といっても良いでしょう


高知旅行旅館編 「割烹旅館 臨水」

2013-05-04 08:17:56 | 高知旅行

いつも二泊三日の旅行では、一日は地元のお店に行きたいので
宿はビジネスクラスのホテルと決めている。
もう一日は旅館と決めているけれど、決め手はやはりお料理だ。
それと雰囲気はレトロが好き。

長崎で本当にガッカリしたので今回も心配だった。
評判ではとてもお料理が良いらしい。
しかし古くトイレ、お風呂は共同との事。
高知の藩主山内家の跡地の一角に建てられ、
建物は戦後まもなく宮大工によって建てられたので、
改装は今の技術では不可能らしく、古いまま使われています。

今回の旅の目的の一つ「さわち料理を食べる
この旅館は割烹がメインなのでこれは期待できるんじゃ~とここにしました。
なので宿泊用のお部屋は4室しかないのです。

あかりが付いている部屋が我々の泊まった部屋。

中は本当に古かったですよ~。

ここは「思い出の間」という特に凝ったお部屋らしいです。

次の間の天井にはこんな獅子が

ふるーいふるーい天井画。

旅館の前を流れる鏡川は本当に鏡の様に景色が綺麗に写りこんでいます。

窓ガラスも隙間があったりしましたが、なんとも落ち着くお部屋でした。
子供達も田舎のおウチに来ているようだと言って満足していました。

欄間や部屋の柱という柱には、全て何かしらの彫り物が施されていて
それはそれは賑やかなお部屋でした

お風呂は二種類あり、入る時に札を「入浴中」と変えておくので、
家族風呂と思えばそれなりの広さはあるので満足でしたよ。
私達の止まったお部屋は二階だったので、トイレは一階にしかなく
お年寄りだと不便かな?
洗面所も共同でしたが、部屋数が少ないのでかち合う事もなく気になりませんでした。

前日の繁華街近くの雰囲気とは全く違い、なかなか風情のある場所でした。

今日は旅館ご自慢のお食事まで一挙にアップ