渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

横浜らしいドラマ 〜プロハンター(1981)〜

2023年07月15日 | open















横浜が舞台の映像作品は数々あれ
ど、今まで観た映画・ドラマで
一番横浜の空気を描いている作
品。
そもそも、主人公の探偵の一人
を演じた藤竜也自身が横浜人だ。
違和感ゼロ。
一方、相棒の探偵の若き草刈正
雄は小倉出身を活かして役の上
でも小倉弁を話したりする。

アクションシーンを担当したの
は劇団若駒。林邦史朗氏が率い
る武劇集団だ。千葉真一氏の
JACよりもアクション俳優育成
の歴史は古い。
私は林邦史朗氏に斬術刀法を
直に習った。

ドラマ『プロハンター』では、
藤竜也も草刈正雄もオートバイ
に乗るシーンが何度も出て来る。
自分の車ではなく、追跡の時
などにそこにあったオートバイ
を使う。
二人とも運転は上手い。
藤竜也などは自転車でもウイリー
してずっと走れる程だ。
草刈正雄はこの作品の翌年、
角川映画の『汚れた英雄』で
主人公のGPライダー北野晶夫
を演じた。
レースシーンはヤマハの平忠彦
さんが吹き替えをしたが、草刈
正雄も実際にTZ500を走らせて
撮影したシーンがいくつもある。

『プロハンター』はリアルさの
ないドラマだが、なかなか面白
い。
エンディングの一シーンには私
が映り込んでいる。
フレアワンピースの私服の女子高
生と歩いている。
こうした映像作品への映り込み
は時々ある。
『釣りバカ日誌5』とか。

1981年。
ブリッヂも無く、横浜はスッキリ
としていた。
これが私が小学生時代に育ち、
そして学生時代、社会人時代に
暮らした横浜。


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