今日の「暴れん坊将軍Ⅳ」ー血ぬられた折鶴-。ロケは京都伏見稲荷大社。徳田新之助(松平健)の殺陣と挿入歌をバックに歩く場面を「千本鳥居」で。エンドタイトル、スタッフに撮影 藤井秀男さん。親子二代のキャメラマン。彼の父親は藤井晴美さん。 pic.twitter.com/BZTJAJsY

コダックから新しい規格の
APSのフィルムが発表されました

撮影時の設定、日付・時間
、
プリントサイズ・枚数指定
、
コメントなどをフイルムにコーティングされた
磁気面に記録してプリント時に利用できる。
フィルム幅は24ミリ。

フィルムは35ミリフィルムのパトローネに似た
カートリッジに入っていました

発売された当時の宣伝では将来はいままでの
35ミリフィルムにとってかわるとの勢いでした

カートリッジ内のフィルムに一切触れることが
できません

35ミリフィルムの両側についている
大きなパーフォレーション(穴)がない
APSフィルムに私は魅力的に感じました

「暴れん坊将軍Ⅳ」-女泣かせの憎いあいつー新之助に恋心を抱く芸者鶴吉(一色彩子)の話。敵役は掛山郡太夫(川合伸旺)。ロケーションは大覚寺と「大沢の池」。ここは太泰の撮影所から近くて便利なところ。 pic.twitter.com/NLL6REO6

懇意にしていたカメラ店の
カラーネガフィルムの同時プリントは
L判で19円でした

ついに、L判もKG判(はがきサイズ)も
同じ19円になりました

カラー・プリンターの印画紙は
遮光容器にカラー印画紙は
ちょうどトイレットペーパーのように
ロールになって入っていたようです

撮影後のフィルムをカメラ店に
渡すときに、
「今、プリンターには何が入っているの…?」
「L判のロールです…」

そのときはL判の同時プリントはすぐできます
こちらがKG判で同時プリントを希望したいときは
L判の同時プリントが一段落してから
カラー印画紙のL判ロールをKG判ロールに
のせ替えるので
時間がかかりました。

カメラ店にとって、毎日のカラーネガの現像と
同時プリントは大事な収入減だったのですね

コダックが新しいAPS
(アドバンスド・フォト・システム)を
発表しました。

「暴れん坊将軍Ⅳ」ー大岡越前なみだの鉄拳ーを見る。(松平健)徳川吉宗が江戸市中に出たときは貧乏旗本の三男「徳田新之助」として火消し「め組」(北島三郎)の居候している。凄いアイデア。B班が担当したのか 子役と脇役だけの小浜?ロケ。 pic.twitter.com/Db62DZfH

モノクロ(白黒)フィルムと違って
カラーネガフィルムは被写体の明暗が
逆になるだけでなく色彩も補色に反転します。

モノクロフィルムは露出の適否とピントを
ルーペで見れば、大体わかります

現像済みのカラーネガフィルムの
オレンジベースの陰画を
ながめても私にはまったく予想できませんでした

同時プリントは
ベテランのカメラ店員さんが
プリンターのモニター画面(陽画)で確かめながら
1枚1枚微調整して仕上げていきます

カラーネガフィルムの同時プリントは
ありがたいシステムでした

カメラ店から出来てきた同時プリントを
1枚1枚眺めながら気に入ったプリントが
見つかると、2Lサイズの焼き増しを
依頼します

その同時プリントの明るさや色調をみて
私の好みでもう少し青を強くとか赤を強くとか
もう少し明るく焼いてとか注文を
つけます

カメラ店ではプリントの裏面に
印刷されている数字のデータを
参考にプリンターを調整して
焼き増し2L判プリントを
仕上げてくれました


私のカラーネガフィルム(35ミリ)の処理は
カメラ店でフィルム現像とL判の同時プリントを受け取る
スタイルが定着していました

そこへカラーネガのコンタクト・プリント
サービスが現れました

カラーネガフィルムの6コマ分を
細長い密着プリントに仕上げるものでした

白黒フィルム時代のコンタクト・プリントを
思いだしました

しかし、白黒フィルムのコンタクト・プリントは
A4サイズほどの1枚のプリントに
24枚の画像が並んでいました

カラーネガフィルムは
4枚の細長いスリーブ仕上げで返ってきますから
スリーブ4枚を並べて貼り付ける台紙が必要になります

この細長い6コマ分のカラーコンタクト・プリント1本の
値段は確か150円?でした

24枚撮りフィルムのコンタクト・プリント代は
24枚÷6コマ=4本
150円×4本=600円
一方、同時プリント代はL判1枚が19円です
19円×24枚=456円

スリーブと同時プリント仕上げの合計値段に差が
ありました。

久しぶりに南海金剛駅(高野線)付近の田圃の畦道を歩く。目についた伏山神社の幟と御神灯に導かれて、舗装された坂道の参道を行く。丘の中腹にこじんまりした境内と拝殿。千代田に長く住んでいるのにこの神社は知らなかった。 pic.twitter.com/1pKB9IJR

狭い街に自動機械を導入したカメラ店
(DPE店)が数軒あらわれました

フィルム現像機械の操作は
馴れれば、店の誰でも扱えます
現像処理が終わって次の同時プリント
作業は熟練とセンスが要求されたようです

メーカーで研修を積んだ
新人が居る店もありました

自動現像機とプリント機械の
処理液は調合済み液を大きなポリ容器入りを
業者が廃液と引き換えに納入していました

カラーネガフィルムの現像処理は
大体、同時プリントとセットです

同時プリントL判1枚は25円でした
A店は23円にしました
それがB店では20円になり
結局、全店19円に落ち着きました

カラーネガフィルム24枚撮りの処理は
フィルム現像代600円
同時プリントL判1枚19円
になりましたから
600+(24×19)=1056円

私のカラーネガフィルムは
L判の同時プリント24枚を
店のサービスの簡易アルバムで
整理するスタイルになりました

そこへ、東洋現像所から
カラーネガフィルムのスリーブ・プリント
と称して、
カラーネガ・フィルムの
密着プリント処理
(カラーネガのコンタクト・プリント)が
現れました
