
銀塩35ミリフィルムの
撮影枚数の話をもう少し

最初、35ミリフィルムは
撮影枚数が
12枚、20枚、36枚の長さで
発売していました。



この12枚撮りと36枚撮りは
12枚×3倍=36枚
でわかるのですが

あいだの20枚撮りのフィルムの長さが
ちょっと中途半端だなあ…思っていました


ある時、コニカ(小西六、さくらフィルム)が
20枚撮りフィルムを
24枚撮りの長さにして新発売しました

これで12枚、その2倍、3倍と
撮影枚数がスッキリしました

いままで20枚撮りフィルムを
使っていた人は24枚撮りになって
4カット余分に撮ることになりました

ところがコニカのこの戦略は
見事に当たってフィルム、印画紙の
売り上げが伸びたそうです
… … …
コニカのアイデアマンの
その年のボーナスが
良かった聞きました
間もなく、世界のフィルムは
24枚撮りになりました。
