
写真説明:南海高野線、三日市駅付近の、西高野街道。堺から河内長野、三日市を通って、やがて高野山に続く道です。
… … …
A班、B班
日本映画の場合、企画の段階で封切日がおおかた決まっています。
大監督や巨匠の作品でも封切日はだいたい決まっています。
撮影半ばで天候が不順で、予定していたロケーションが撮り遅れていると製作部はやきもきします。
企画制作が決まるとメーン・スタッフが決まります。
現代劇の場合、
● スタジオ・セットの撮影、
● オーブン・セットの撮影、
● 銀座四丁目の交差点で隠し撮りのロケーション撮影
があるとします。
銀座の隠し撮りのロケ撮影は別のスタッフが立てられます。
それをメーン・スタッフをA班のスタッフと呼んで、これに対してB班スタッフと呼んでいます。
A班の監督さんのチーフ助監督がB班の監督になることがあります。
大作の場合はA班の監督と同格の監督さんに交渉が行きます。
監督だけでなく、キャメラマンも同じです。
本来は、1人の監督でその映画が作られるのが理想ですが、映画会社も都合があります。
封切予定日に、B社は××物を出してくるから、うちは△△物でゆこうなど。客寄せの作戦がありますから、上映日が狂うと作戦上困るのです。
テレビでもその日のメーン番組に対して裏番組があるように…、
B班スタッフはロケ当日、隠し撮りスタイルで、銀座にカメラを用意して待ちます。
やがて、会社から出演の扮装で俳優さんが銀座に現れます。打ち合わせ通り、演技をします。
俳優さんを現場に連れてきた助監督さんはトランシーバーでb班スタッフと連絡を取ります。俳優さんは銀座ですれ違う人々に気付かれないうちに 、会社へ引き揚げます。
会社のA班のスタッフはセット撮影の準備をしてこの俳優さんの帰りを待っています。続いて、セット撮影が始まります。
アメリカ映画でも、タイトルにA班、B班と書かれているのや2nd ユニット ディレクター誰々と出ています。
アメリカ映画でも、海外ロケの部分はたいていB班が立っています…。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます