明日はいよいよ東京大賞典ということもあって、ジャパンカップダートも
少し振り返っておきたい。
ここまで今年の芝路線はやや低調な決着が続いていたが、
ダート路線はやや役者的に地味にあるように思うが、
トランセンド、シルクメビウス、キングスエンブレムの
築いて来た走りはとても優秀だっただけに、揃って内枠に
閉じ込められた点からしてもレース内容に興味があった。
結果から言えば、今回のレース内容も非常に高レベル。
レースの質としては決着タイム、上がりが示す通り
かなり軽いスピードの持続力勝負となっていた。
こうなれば、芝も走れるような軽いタイプ、または短い距離からの
参戦組みが非常に有利となるが、勝ったトランセンドを除いての
好走した伏兵陣は正にその類いであったから面白かった。
この点を事前に予測して馬券を購入した者にとっては、
人気が示す以上に容易だったのかもしれない。
実際その通り8,11番人気が突入しながらこの配当だから頷けるもの。
このようなレース質になったことからも、データが示す以上に
後ろからの競馬をせざるえない内枠のシルクメビウス、キングスエンブレム
には厳しかった。
特にキングスエンブレムの福永Jはこういった競馬になることを
予想しての素晴らしい出足であったように思ったが、同馬自体の
体内時計が経験的にも緩いため耐えられなかった。
兄ヴァーミリアン以上に、基本はゆったりした流れで切れやスタミナを
生かして良さが出るタイプなのだろう。ただ、こういった競馬を経験
することで対応力に幅が出て行くものと期待したい。
シルクメビウスは厳しい競馬だったとはいえ、少し勿体無い競馬で
あったことも確かであり、ここでの乗り変わりは当然だろう。
あの仕上がりでも、もう少し際どい勝負は出来ていたはずだ。
トランセンドは逃げればまず崩れないから、今後も頼もしい。
馬券はエリザベス女王杯同様全く購入意思が無かったが、
またもや直前でシルクメビウス-トランセンド2頭軸の3連複馬券で撃沈。
>林間ジョッキーwith大木優紀さん
ノアネタ笑わせて頂きました。(笑)
ギャンブルって所詮そんなもんだと思う機会は少なくありません。(^^;
しかし、海外競馬を経験した馬は、どことなく頼もしくなる傾向が
あるので、今後も引き続き要注意ですね。
キングスエンブレムは基本、トライアルタイプなのかもしれませんね。
ただ地方もこなせると思うので、2000Mでどんな競馬をするか
一度早く見てみたいものです。意外と次走が狙い目かもしれませんね。^^
さて、東京大賞典に目を向けると・・・例年よりは馬券を
買えそうなメンバー構成であるのは間違いなし。
鍵となるのは、やはりスマートファルコンの取捨。
基本的には大井は向かないと感じるが、元々強かったとはいえ、
とにかくこの2戦は恐るべき内容。
この馬に何が起こったのか。。
簡単に考えれば逃げて実力倍増ということなんだろう。
経験的にまずいきなりは無理なんだろうが、ゴルドブリッツという馬は
今後どのようになって行くのか注目である。
強い強いフリオーソやシルクメビウスに早い時期に大井で揉まれるのは
大きな糧となるはずだ。
仕事を抜け出して行く価値はありそうだ。
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