身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

昨日の活動報告

2018年10月07日 11時21分08秒 | その他
昨日10月6日(土)は鶴見区にある神奈川県立三ツ池公園で、水生植物の自然観察会を行ないました。

参加者は5名とそう多くはなかったのですが、みな私の目を見たり、うなづいたりしながら興味深く話を聞いてくださり、大変良い感じの自然観察会となりました。
自然観察会は自然観察指導員(自然観察ガイド)の声が届かなかったり、参加者全員が同時に同じものを見たりすることができないため、少人数で行なった方が良いのです。(ただし参加者の方が多い場合、それなりの方法はあるかと思います。)

私の幼少期も含め、昔は小川や池や水田などの水辺の自然環境がああり、そこに水生植物も生育していたものです。
しかしながら、住宅密集地のさらなる密集地化で、そのような環境はほとんどなくなってしまいました。

ヨシはよしずに、ガマの穂の綿毛は布団の綿として、ミソハギはお盆用のお花として、ショウブはしょうぶ湯に、セリは山菜として・・・いくつも挙げらるくらい、水生植物は元来私たちの身近にあり、生活の中で使われてきました。
私たち人間も、地球上の有機生命体である限り、自然はなくてはならないもの。
もともとは生活の中で必要だった自然や自然の植物たちが、今では使われなくなり、反対に邪魔者や悪者にされているのは大変残念でなりません。
今のように何でもお金で買って済まそうとする生活では、自然の恵みや大切さが感じられないのです。
今一度、こうした水生植物たちを見直してみるという内容で、観察会を進めました。

今度の活動は10月20日(土)に13:30から、三ツ池公園で、どんぐりの自然観察会を行ないます。


写真は観察会を終えた後の仲間たちとのお茶会です。
ほしかった木の実もいただきました。
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