身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

4月26日の活動(午後)の活動報告

2008年04月27日 09時49分24秒 | 1-2.活動 その後
 午前中行った篠原園地のオタマジャクシ採集に引き続き、午後は場所を移して篠原池で「自然観察&ゴミひろい」を行いました。

 開始予定の午後2時前から雨が降り始めましたが、11名の方の参加がありました。
 雨の中でしたが、傘をさしたり雨がっぱを着たりして、池の中の生ききもの探しやゴミ拾いをみんなで行ないました。
 1時間ほどかけて池の岸際を中心に網ですくうほか、トラップ(罠)をしかけて池の中の生きもの探しをしました。
 確認された生きものたちは次のとおりです。


・モツゴ:横浜では昔からクチボソと呼ばれて親しまれてきた小魚です。
網では捕獲できませんでしたが、3基のトラップで約100匹のモツゴが確認できました。

・メダカ:網ですくって、野生メダカが捕獲できました。
昔からいるものか、誰かが放流したものかはわかりません。3匹捕獲されました。

・トウヨシノボリ:横浜では昔からダボとかダボハゼと呼ばれて親しまれてきた小さなハゼの仲間です。網ですくって、5匹確認されました。

・スジエビ:昔から篠原池に住みついている、白くて透明な小さなエビです。
網ですくって、4匹確認されました。

 ほかにはオタマジャクシやアメリカザリガニが確認されたほか、水鳥のバンが5羽のひなをかえしているのを確認しました。
 参加した子どもたちは雨の降っているのも忘れて、採集された生きものたちを手にすくって親しみ、「色々な生きものがいて楽しかった。」と感想を寄せてくれました。

 一方、生きもの探しをしながら拾ったゴミは少量でしたが、スーパー袋やお酒のガラスコップ、ビールの空き缶やペットボトル、それにタバコが確認されました。
 これだけ、いろいろな生きものが生息しているのですから、池にゴミを投げ捨てたりしてほしくないものです。












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1 コメント

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Unknown (かのこ)
2008-04-27 10:13:58
午前の部のみ参加させていただきました。
ありがとうございました。

色々教えていただいたのに、息子はアリやバナナムシ(笑)に夢中。
こどもにとって、虫や植物の名前はたいした問題ではなく
実際に自分が見たもの・触ったものが全てなんだということを改めて感じました。
やっぱり自然の中で、自分で触ったら臭かった、痛かったなんて体験ができることが大切なんだと思います。
まず子どもの興味が湧いて、そのあとから名前だったり知識が入ってくるのでしょうね。

おたまじゃくしは水槽に移し、元気に泳ぎまわっています。
よく細かく動くしっぽだなぁと思いましたが
後々このしっぽも無くなってしまうなんて、本当に不思議です。
成長を見守っていきたいと思います。

また参加させていただく日を楽しみにしています。
ヤゴもいっぱいいたし、ヤゴ取りも期待しています。
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