●ゴタゴタしている菊名池だけど…
久しぶりに菊名池に行ってみました。
菊名池をとりまく社会的環境は相変わらずゴタゴタしていて嫌なので、
私はたいてい菊名池をよく見ることなくとおり過ぎていくのです。
菊名で生まれ育った私は幼少期から菊名池やその周辺の自然に親しみ、
そこで周りの大人たちから自然の楽しさや生命の大切さ(野生の生きも
のたちの儚さ、力強さ、大切さ)を自然と教わりました。
そんな菊名池なのに自然の乏しい公園にしようとする動きがあるのは、
大変残念なことなのです。
しかし公園には地域の自然・緑を残していく役割もあるという認識を
持っている人たちも私以外にも菊名池の周辺にいらっしゃるいることを
知り、私も何かできることはないかと久しぶりに行ってみることにしま
した。
そこで、今日見つけた生きものたちを紹介したいと思います。
●水鳥たち
既におなじみとなっている冬の水鳥のキンクロハジロのほか、オオバン
やマガモが見られました。
キンクロハジロ(カモ目カモ科)
既に冬の水鳥としておなじみとなっているキンクロハジロ。
昔から見られたわけでなく、1980年代から飛来するようになりました。
オオバン(ツル目クイナ科)
菊名池に1980年代から生息するようになったバンに近縁の水鳥。
私は例年菊名池では見たことがなく、この冬に初めて見ます。
マガモ(カモ目カモ科)
写真はオスで、今回菊名池で4羽見られました。
マガモが菊名池に4羽も飛来しているのを見るのも私は初めてです。
●まだ見られる秋の野草
秋には秋に花や実をつける秋の野草が見られますが、冬となった今
でも見られるものがありました。
イヌタデ(タデ目タデ科)
昔から「あかまんま」という愛称で親しまれてきた野草です。
ご飯粒を小型にしたような形のこのイヌタデのつぼみを取って、昔、
女の子たちがおままごと遊びに使っていたそうです。
ミズヒキ(タデ目タデ科)
他のタデ類のよに花が密についていませんが、これもタデ科です。
この花が上から見ると赤いですが下から見ると白いので、紅白の紐の
水引になぞらえてミズヒキという名があります。
センダングサ(キク目キク科)
種子の一部が繊維にひっかかる構造になっているため、服にくっつ
きます。
昔の子供たちはこれをひっつき虫といって服に着けたり投げ合いっこ
をして遊びました。
●木の実
秋は実りの季節。
冬となった今でも、まだその実が見られるので、ざっと紹介します。
赤や橙色に実った木の実は秋らしさを感じさせてくれます。
モチノキ(ニシキギ目モチノキ科)
樹皮からトリモチ(鳥や昆虫を捕獲するために使われたネバネバする餅の
ようなもの)を作ったのでこの名があります。
ピラカンサ(バラ目バラ科)
外国産の園芸植物でトゲがあります。
この時期、赤や橙色の実がなるので、日本古来のセンリョウやマンリョウ
といった植物ともに親しまれるようになりました。
トベラ(バラ目トベラ科)
昔、年越しや節分に魔よけとしてイワシの頭と一緒に扉に飾ったこと
からこの名があるそうです。
久しぶりに菊名池に行ってみました。
菊名池をとりまく社会的環境は相変わらずゴタゴタしていて嫌なので、
私はたいてい菊名池をよく見ることなくとおり過ぎていくのです。
菊名で生まれ育った私は幼少期から菊名池やその周辺の自然に親しみ、
そこで周りの大人たちから自然の楽しさや生命の大切さ(野生の生きも
のたちの儚さ、力強さ、大切さ)を自然と教わりました。
そんな菊名池なのに自然の乏しい公園にしようとする動きがあるのは、
大変残念なことなのです。
しかし公園には地域の自然・緑を残していく役割もあるという認識を
持っている人たちも私以外にも菊名池の周辺にいらっしゃるいることを
知り、私も何かできることはないかと久しぶりに行ってみることにしま
した。
そこで、今日見つけた生きものたちを紹介したいと思います。
●水鳥たち
既におなじみとなっている冬の水鳥のキンクロハジロのほか、オオバン
やマガモが見られました。
キンクロハジロ(カモ目カモ科)
既に冬の水鳥としておなじみとなっているキンクロハジロ。
昔から見られたわけでなく、1980年代から飛来するようになりました。
オオバン(ツル目クイナ科)
菊名池に1980年代から生息するようになったバンに近縁の水鳥。
私は例年菊名池では見たことがなく、この冬に初めて見ます。
マガモ(カモ目カモ科)
写真はオスで、今回菊名池で4羽見られました。
マガモが菊名池に4羽も飛来しているのを見るのも私は初めてです。
●まだ見られる秋の野草
秋には秋に花や実をつける秋の野草が見られますが、冬となった今
でも見られるものがありました。
イヌタデ(タデ目タデ科)
昔から「あかまんま」という愛称で親しまれてきた野草です。
ご飯粒を小型にしたような形のこのイヌタデのつぼみを取って、昔、
女の子たちがおままごと遊びに使っていたそうです。
ミズヒキ(タデ目タデ科)
他のタデ類のよに花が密についていませんが、これもタデ科です。
この花が上から見ると赤いですが下から見ると白いので、紅白の紐の
水引になぞらえてミズヒキという名があります。
センダングサ(キク目キク科)
種子の一部が繊維にひっかかる構造になっているため、服にくっつ
きます。
昔の子供たちはこれをひっつき虫といって服に着けたり投げ合いっこ
をして遊びました。
●木の実
秋は実りの季節。
冬となった今でも、まだその実が見られるので、ざっと紹介します。
赤や橙色に実った木の実は秋らしさを感じさせてくれます。
モチノキ(ニシキギ目モチノキ科)
樹皮からトリモチ(鳥や昆虫を捕獲するために使われたネバネバする餅の
ようなもの)を作ったのでこの名があります。
ピラカンサ(バラ目バラ科)
外国産の園芸植物でトゲがあります。
この時期、赤や橙色の実がなるので、日本古来のセンリョウやマンリョウ
といった植物ともに親しまれるようになりました。
トベラ(バラ目トベラ科)
昔、年越しや節分に魔よけとしてイワシの頭と一緒に扉に飾ったこと
からこの名があるそうです。