身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

自然環境との共存、問われる私たち個人個人の姿勢

2021年07月16日 12時38分11秒 | 自然環境との共存について

「地球に優しい」という言葉はよく聞かれますが、地球に優しくなくたって地球という星は壊れたりしません。壊されているのは地球の上に乗っかっている、生きものたちの生息・生育する自然環境であり、同時にその中で多くの生きものたちが生息地もろとも殺されているのです。

「地球に優しい」と言われるものを買わないよりは、そうでないものを買うよりはもちろん良いでしょう。けれども、それで自然環境や生きものたちが直接守られたり、そうした自然破壊が食い止められるわけではありません。

私たち一人一人に自然環境と共存する姿勢がなければ、私たちはこのまま自然をどんどん壊していくばかりです。自然がなくなってしまえば、私たち人間自身も困るのでないでしょうか。人間だって地球の生命の一つですし、ほかの生きものたちとともに生物圏に生存しているのですから。呼吸したり食物を食べたりすることで維持される人間の生命現象もまた、ほかの生きものたちと同様に、自然環境と連動しています。地球から自然環境がなくなったら私たち人間も未来もないかもしれません。だから、環境問題が騒がれているのではないですか。

問われるのは私たち一人一人の姿勢。自然環境と共存する姿勢を持とうとするかどうかです。自然環境を大切にするために私たち個人個人にできることは、まずそこから始まります。そして私は、そういう機会をみなさんに提供したくて活動しています。自然環境や様々な自然の生きものたちとふれて親しみを持っていただき、その良さを知ってほしいのです。

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