身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

たらいの池のビオトープ

2021年07月17日 16時14分44秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出

ビオトープとは生きものの場所。自然の生きものたちのための場所のことです。自然共生型を唱っているマンションでも、小川や池などに塩素が入れられていたりするなど、本当には自然共生型とは言えないようなものか多いです。このように生きもののいない見せかけだけの小川や池もあるため、そういうものと区別するためにもビオトープという言葉が用いられます。

プールのヤゴ救出に参加されたことのある方ならおわかりかと思いますが、このような人工的な水辺でも、水辺の生きものたちがやってきたり棲み着いたりするものなのです。

たらいのビオトープは、たらいに水を張って、水生植物を植え込むことで、トンボが産卵しに来てヤゴが住み着いてくれることを想定して作るビオトープです。

用意するものは、たらいと、水生植物を植えるプランターと赤玉土です。水生植物は、ビオトープてすのでお店屋さんで販売されているものでなく、お住まいの地域の自然由来のものがふさわしいです。ただし入手困難ですので、私の方でお分けしたいと思います。

たらいのビオトープ、この夏にお作りになりたい方はご相談ください。


2021年、今年も梅雨が明け真夏に突入しました。

2021年07月17日 06時06分30秒 | 8月の活動:真夏の夜の自然探検

夏になると私は色々なことを思い出します。それはやはり子供のころの夏休みの様々な思い出があるからです。同時に何かやらなくては。何かを成し遂げなければとも思います。これも夏休みの課題などからきていると思います。

家族旅行で毎年箱根に行き大文字焼を見た思い出、祖父母の家に泊まりに行き、祖父母や叔母たちに連れられて奥多摩や高尾山に行った思い出、高校生のころになると祖父母の家を本拠地に一人でし離れた川など生きもの探しなどに出かけたり、高尾山や奥多摩方面に出かけたりしました。そして生物部の合宿、キャンプ場でのアルバイト・・・。

何年も積み重なった夏休みの思い出を、たった一度の夏で再体験できないかもしれませんが、すっかり中年という年齢になり、あのころの夏がとても輝いていて尊いものと感じられ、再体験したいと思うのです。青春とは年齢などとは関係なく、こうした輝く時間を持とうとするかどうかに関わってくると思っています。私の頭の中では青春(青い春)というより、真夏の青空とギラギラした太陽、そして水辺と緑の風景が頭に浮かんできますが。その中で自分はこの時節をどう過ごすかです。

今年も綱島公園で行おうと考えている「夜の自然探検」は、そうした夏休みの思い出の再体験も織り込んで考えていますので、どうぞその趣旨や運営にご理解とご協力いただきたいと思います。

それでは、私はこれからラジオ体操に出かけてきます。