トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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透析患者は発汗せよ?

2012-06-08 10:40:39 | 透析
いよいよ気温が上昇する季節が本格的に始まる。昨年は心身に対して厳しい夏であったが今年はどうなることか。異常気象も心配てあるが。
透析患者の1日あたりの水分摂取は、一応前日の尿量プラス500ccとなっている。一応と書いたのは、実際には厳格にその条件を守っている人が少ないようだからである。500cc1本のペットボトル入りの水を、調理の分も含めて1日のやりくりを続けることになる。しかし、透析技術の進歩が、一昔前のご飯を炒ってまでしていた頃と比べて除水出来る量を飛躍的に増大させた。とは言うものの、中2日でドライウエイトの5%までという制限は守ったほうが良い。中1日で5㎏以上の体重増加を続けているモンスター患者は論外である。取りきれなかった体内の水分は、繰り返しがボディブローのように時間の経過と共に利いてきて、やがては心不全に至るリスクを負う。
透析歴30年以上の先輩患者さんは、夏はものすごい発汗量だそうだ。その一方で、透析をするようになってからほとんど汗をかかなくなったという患者も少なくないようだ。
僕自身はといえば昨年までは、ひどい汗かきであった。ラーメンを食べても頭と顔から汗がしたたり落ちた。夏の歩行は、着るものが濡れた。汗が出る分、水分が取れる。はっきりしたデータがないのが残念であるが、汗の中に体に良くない成分も少しは排出されているかもしれないという期待感もある。
しかし、今年は発汗しにくくなっている。生活が忙しくなり、汗腺を鍛える時間がないのが原因だと思っている。最近は、入浴時間も極端に短くなっている。去年は、サウナにもよく通った。前述の先輩患者さんも汗腺は鍛えないと駄目になるという。体内の熱がこもるのも困りものである。
透析患者と運動の問題と共に解決したい課題である。