トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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6月は「みんなちがってみんないい」から

2012-06-06 10:52:35 | 日記
青春時代、過去の歴史の過ちを越えて、若い世代がこの国に革新の時代をもたらすと思っていた。しかし、現実は、若者の保守化どころか、ヨーロッパのネオナチ同様のネット右翼のような存在がネット上に巣くっている。憎悪と排外主義は、若者の近現代の学習の空白部分に、心情的に働きかけ、ファシズムの子供たちを増殖させている。小選挙制による政治の膠着状態にうんざりした国民と共に、独裁者を選び出す危険すら考え得る。
そんな流れに反する小さな祭りが「みんなちがってみんないい」、多文化環境共生型イベントだ。要は、日本人も外国人も、障害者も健常者も仲良くしようというお祭りである。今年は、6月6日(日)開催。会場の八王子市役所前の浅川河川時期に着くと天気は大丈夫で太陽も明るいけど、お店の数は少なかったようだ。テントのレンタル料等が安くないのが原因か。
色々な人に会うこともイベントの楽しみである。知り合いがいたテントで休憩。無料の氷入りの天然水をごちそうになる。
アイヌの歌と踊りが始まったのでテントを出る。
北海道を離れても、アイヌ文化の伝承に若者が加わっているのは素晴らしいことだ。ムックリの演奏もあり、踊りは鶴の舞が良かった。最後は、観客も参加しての輪踊り。僕も進んで参加した。(手話サークルに入ってから、そうしたことに恥ずかしいという気持ちが弱くなった)。踊りは最高に盛り上がった。知らない者同士にその場かぎりでも連帯感が生まれる。今回はこの参加だけでも意味があった。そう、みんなちがってみんないいのだ。