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日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

おだわら市民学校

2024-07-14 18:16:04 | 小田原日常

昨日はおだわら市民学校の3回目の講義で、農業についてだった

2部構成で、先ずは農協の方が

「小田原の農業の現実と課題」だったが

「課題」と題しながら、問題点の羅列に終始されてた

「課題」=「問題」と誤認しているのか?

これじゃ農業の将来が心配だ

感想アンケートには書いといたけど、分かってくれるだろうか?

 

2部目の講座は面白かった

小田原市の南部の片浦という地区で

海と山が急接近している所で

平日は働きながら、土日にボランティアで農業を復活させようとしているグループの講習だった

この地区は農業後継者が少なく、休耕地が増加していた

年寄りたちは他力依存で文句しか言わない状況だったから、自力で何とかしたいと2016年からスタートしたとのこと

活動名は re 農地 ( Renovation 農地 ) 

農業経験者はほとんどおらず、先ずは学び、次は作り、そして生かす

単に栽培するだけではなく、現在は加工製品まで出荷できるようになったとのこと

害獣(あくまでも人間側から見て)対策も大変らしい

しかし楽しそうにやってる雰囲気が伝わって、こちらも楽しく聞かせてもらってた

しかしそのうち浅はかな自分の理解が

「結局は農業の復活ね」

とか受け止めかけてたとき、彼女が語った

「里山の復興を目指してます」と

あれ? グッときた

 

講習が終了した後にお話する機会があったので聞いてみた

「里山って、野生動物と人間のエリアが柔軟に分離され共存できる環境、との理解でいいですか?」

との問いに

「そうです 講習でもそんなふうに表現できればよかったかな」

との回答だった

なんか「この集団に属してみたいな」てな気にちと、なってしまったよ

コメント
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