今日もツアーを予約している。
ホテルの朝食は7時からなので、これを摂っていると集合時間までがかなり慌しくなる。
そこで少し早く起きて、露天のこんな店で朝食を調達してみた。
勿論路上で食することはせず、部屋に持ち帰ったことはご承知おきいただきたい。
宿泊しているホテルから歩いて10分ほどの天成大飯店がツアーの集合場所。
そしてそこに隣接する台北駅が今日の出発地点となる。
今回利用する台湾高速鉄道は日本の新幹線700系の車両を導入しており、乗り心地はとても良い (写真は撮り忘れ)
これに乗車ほんの一時間半で台湾南部の都市 高雄 へ到着する。
以前は台北⇔高雄に飛行機が就航していたが、この高速鉄道が開通してから廃便になったとのこと。 そらそうだろうな
高雄最初の観光地は慈清宮
元は医者である保生大帝が祭られており、病気平癒のご利益があるとのこと。
かなりきらびやかな寺だが煩くはなく、センスの良さを感じるな。
しかしその寺の正面にはセンスのかけらもない竜虎が
台湾ではお寺でも同じだが、入口/出口が決まっている。
龍の口から入り、虎の口から出る。 (虎口を脱す ということか?)
反対に通るとと良くないことが降りかかるらしいので、これから行かれる方はご注意を。
次は高雄タワー
外観は 高 の字をイメージしている
←画像はWikiから借用
本来はデパートとして建てられたらしいが、この地域はデパート激戦区。
他に押されて廃業し、今は宝石店が下層階に入っているのみとのこと。
上部は展望台になっており、日本製の高速エレベーターで 「あっ」 という間に到着。
高雄市の全貌が見渡せるが、意外と大きな街であり区画整理もきっちりしていることに驚かされた。
眼下にはこの後渡るという旗津島が見下ろせる。
昼食に連れて行かれたのは 紅毛湾海鮮饗廟
海鮮が得意なレストランらしく中々美味しかった.
食後は僅か5分のフェリーで旗津島上陸
上陸すると、こんな通りの先には海水浴場がある
と まあ、 「だから 何?」 と言われても 答えに困るが ・・・
しばらく散策した後フェリーで高雄側に戻り、名物らしいマンゴーカキ氷店が密集する一帯へ案内された。
どの店も満席の盛況ぶり。
しかしツアーの時間が押しているらしく、次への移動のバス内で食することになった。
これがまた 美味い♪ マンゴーの甘味がすごい!!
けどまた ・・・ 写真撮り忘れ
ツアーの最後はお決まりのお土産屋に案内された。
もはや何の興味も惹かれず早々に店を出ると、84歳のおばあちゃんと87歳のおじいちゃんに日本語で話しかけられた。
道向いにある日本統治時代に建てられた学校を指差し 「この学校を卒業したのよ」 とか、
「東京や北海道にも行ったことがあるよ」 等々、日本人と話すことがとても嬉しそうだ。
そしておばあちゃんが言った 「私は昔の日本人」 という言葉が とても強く印象に残った。
そして高雄駅からまた高速鉄道で一路台北へ。
最初の慈清宮の前で売っていたぶっとくて甘いバナナをつまみに、ビールをグビりながら。
台北へ着いてからは夕食に、中山駅近くの呂桑食堂というレストランに寄った。
Kazuが台湾通の知り合いから勧められた店だ。
台湾料理は広州料理に近いようで、強烈な辛さなどなくて日本人に合いそうだね。
上海時代に好きだった鳥の蒸し物も美味しかった。 ワサビと合わせるのは初めてだが、これも あり♪
そして昨日行かなかった志林夜市に行ってみたが
台北最大の夜市はとてもじゃぁないが、買い物する気になれないほどの人でごったがえしていた。
通り抜けるだけで疲れてしまい、そのままホテルに直帰した Nori & Kazu でした。