Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

アドリア海ドライブ

2008-02-29 22:07:32 | お出かけ:イタリア
先週末に新しく出張者が日本から到着しました
管理人の本家 Fifty-Fifty に時々登場している “いっちゃん” もその中の一人
ところが到着早々土曜日の休日出勤なんてハードスケジュールだったから、土日で予定してたローマ観光はキャンセルになってしまった
(T_T)
「あんまりだよねぇ、日曜だけでもどこかに連れてってあげなきゃ」 と思って
「海が見たい」 とのリクエストもあり、先週の日曜日はアドリア海沿いのドライブに出かけることにしました

ランチャーノを出て、平日に比べてのんびり気分の国道を東に走ると、20分で海岸道路にT字でぶつかる
そこで右折して海を左手に見ながら南下すると、先週も訪れたVASTO
高台にある市街をゆっくり散策した後、前回は寒くってしょうがなかったビーチに降りてみましょう
今回は天気が良くって風もなく、穏やかな海でしたよ

アドリア海に手をひたす いっちゃん


ビーチ近くのピッッエリアで昼食を済ませての帰り道
来る時と反対の右手に見える海岸線に漁師小屋が点在していて、前回は遠くから眺めただけだったけど
今回はこんなに近くから見ることができました


こんな感じでのんびりできた、暖かい1日だった

が、
高台にあるランチャーノに近づくと・・・霧・・・

一旦ホテルに帰った後で夕食に出るころには、こんな風景に


霧に浸った街はいつもに増して素敵な雰囲気
こんな夜のランチャーノ散歩も楽しいものです
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Buongiorno と Buonasera

2008-02-22 03:06:54 | イタリア日常
「おはよう/こんにちは」 と 「こんばんは」 の挨拶
「ブオンジョールノ」 と 「ブオナセーラ」

時間はどの辺りが境になるのか聞いてみたところ、地域によって違うらしい
ここランチャーノでは、昼食前までは 「ブオンジョールノ」
その後は 「ブオナセーラ」
別の地域では3~4時くらいが境になったりするそうだ

また、日本人にとって 「こんにちは」 は合ったときにだけ の挨拶だけど
こちらでは別れ際にも 「ブオンジョールノ」
どうやら 「よい一日を」 という意味も含まれているらしい

だからそう言われたら
Grazie. Buongioruno!
「ありがとう。 あなたも良い一日を」
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ランチャーノ日記 レストラン事情

2008-02-20 02:43:05 | イタリア日常
この街ではレストランが見つけにくい
特に営業時間外では、うっかりしてなくても気付かない店がある
しかも細い通りに面していることが多いので、見つけにくさは更に増す
この写真でどこにレストランがあるか、分かりますか?

目印は白矢印の先の小さなボックス
この中にメニューが表示してあるので、やっとそれと分かるものです

会社で
「もっと分かり易いように看板でも出せばいいのに」
と言ってみたところ
「看板を出すと税金がかかるんだよ。 それに住民は景観を壊すことが嫌いだからね」
とのこと

なるほど
だからこんなに居心地よく感じる街並みが残せてるんですね
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Vasto

2008-02-18 16:53:48 | お出かけ:イタリア
先週末の土曜日、Vasto (バスト) という街に行ってきました
バストですよ バ ・ ス ・ ト   楽しみ~~(^o^)

ランチャーノから東へ15km走るとアドリア海にぶつかる
そこで右折し、 しばらく海岸沿いに南下する快適なドライブだ
所々に細く危なっかしい橋が架けられた漁師小屋が海に突き出していて、この辺りの風物詩になっています


左手に海を眺めながらのドライブを50kmほど楽しむと、いよいよVasto
標識に従って右折し海から離れる方向にしばらく走ると、わりと新しい感じの市街地に出る
しかし車を駐車して歩いてみると、やはり歴史ありげな風景にぶつかります


この街は人が少なくって静かな雰囲気
海の方向に歩いていくと、小高いところに築かれたこの街からはこんな風景が望めます

「ここに住みたいな」 と思わせるような眺めですね
湾のいちばんへこんだ所に桟橋が写ってるんだけど、見えますか?

次は海まで降りていってみましょう
上から見た桟橋が、きめの細かい砂浜を貫通して海に伸びています

先端まで行ったけど・・・風が強くって・・・寒かったあ

ビーチに隣接する街も歩いてみたけど、このシーズンは閑散としています
夏はかなりの人が集まる所のようだけどね
次回があれば、気候のいいシーズンに来てみたいものです

この寒さでは楽しみにしてたバストに合えるはずもなく
唯一閉まってる店の入り口に これ


Vasto の Bust



ごめん
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ランチャーノ日記 バレンタインデー

2008-02-16 01:47:18 | イタリア日常
昨夜はちょっと高級そうに見えるピッエリアに入った
Sir Daniel (サー ダニエル)という店で、美味しいピザを良い雰囲気で出してくれる店だ

店に入った途端
「なんか、いつもと雰囲気が違う???」
テーブルは全席予約のカードで埋められ、椅子には赤いハート型の風船が置かれている。
飛び込みで入った日本人二人にウエイトレスがちょっと困った顔でシェフに相談して
「9時までなら使えるテーブルがあるけど、それでいい?」
時間は7:20だから充分だ
「OK」と答えて席に着き前菜やピザを注文して食べていたところ、続々と周りのテーブルが埋まってくるが



ぜーーんぶ カップル
楽しそーーーに、イチャイチャーーと、ペチャクチャーーと



東洋人の男二人・・・完全に・・・浮いてました・・・
気分は沈んでました・・・

この国でもバレンタインデーって、こんな風になっちゃったんですねぇ

まあ いっか、 帰国すればKazuがなにか用意してくれてるようだ・・けど
「帰ってからのお楽しみ」なんて言って教えてくれないから、こちらももったいぶって

これがお土産だよ

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ローマの 気が早い春

2008-02-13 00:51:41 | お出かけ:イタリア
ランチャーノは最近天気が思わしくなく、寒い日が続いています
でも週末に訪れたローマはよく晴れていて、日中はコートを着てると暑いくらい

そんなローマの散歩中に立ち寄った所は、チベリーナ島
( Isola Tiberina )
ベネチア広場から歩いて約10分の、左写真の橋を渡った先がそれです

市街を流れるテーベレ川の小さな中洲であるこの島は、紀元前3世紀に医術の神の神殿が築かれた所らしい
今は教会とホテルが建っていて、暖かい時期は散歩や日光浴をする人を多く見かける場所です
しかしこの時期の朝は、教会のミサに訪れる人以外あまり見かけません

その島の一角で見つけた意外なもの  それはなんと八部咲きの桜
(右写真)
ここだけ先に、早すぎる春が来てるようです
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ランチャーノより返信

2008-02-12 02:37:27 | イタリア日常
スペランツァ 2月10日のblogでお手紙をいただきましたので、本日は返信など

拝啓 シェフ様
“スペランツァより” はこちらでも土日を除く毎日見ていますよ
最近やや???な日々が続いているようですが、ガンバッテください
帰ったらまた通わせていただきますから

こちらは雪までは降らないけど、やや寒くなってきています
しかし仕事以外では毎日の食べ歩きなどで、快適に過ごしてますよ
イタリアの食事所はどこに行っても、ハズレがないのが嬉しいところです
しかしイタリア語の上達は未だに・・・

滞在しているランチャーノという所は、田舎ですけど雰囲気のある中世の街です
昨日の日曜はメインストリートで骨董品の市なんか開かれてたりして、それなりの活気もあるしね
市の様子はこんな感じ


こちらはご心配なく、託児所をよろしくお願いします。
安心して長期出張ができるのもスペランツアさんのおかげですから

それでは最後に私からも
“ スペランツァが忙しくなりますように パン! パン! ”

Ciao
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ランチャーノ日記 ビステッカ

2008-02-08 21:47:15 | イタリア日常
ローマと違い ここではレストランで英語がほとんど通じない
だから毎食ごとに辞書を片手でメニューとにらめっこ
そんな注文に時間がかかる客でも、イタリア人は辛抱強く待ってくれますよ
こちらが何か伝えようとすると 一生懸命に聞いてくれるし

アブルッオ州と呼ばれるこの近辺は、イタリアの中でも食材が美味しいと言われているらしい
アドリア海から内陸に12kmほど入っている丘陵地帯なので海の幸は少ないけど、肉や果物は豊富だ
先日夕食を摂ったリボット (Ribot) というリストランテで “ビステッカ なんたらかたら” とメニューにあったのでオーダーしてみた
(ビステッカ:bistecca はステーキの意味で、“なんたらかたら” はNoriにとって判別不能だった部分ね)
それが これ


バルサミコをかけて食べるんだけど、これが絶品
弾力がありながら柔らかくジューシーで、「肉 食ってるぞーー」 という実感がわいてくる歯ごたえだ
ま~♪
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ランチャーノ日記

2008-02-07 00:09:11 | イタリア日常
日本は雪だそうですね
風邪ひいてる人も多いようで、皆さんお大事に

こちらは昨年に続き異様に暖かい冬で、今日なんか最高気温は18℃にも達するらしい
おかげで山の雪はどんどん減ってて・・・
これじゃ滞在中は・・・滑れないかなぁ (T_T)
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ランチャーノ日記

2008-02-05 03:01:17 | イタリア日常
先週の日曜はカーニバル期間の最終日だったようだ
それで普段は人が少ないランチャーノのメインストリートも
いつもより賑わってて、出店なんかも連なってたりして
路面はクラッカーの残骸で覆われてしまってたよ

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天空の要塞

2008-02-04 02:01:15 | お出かけ:イタリア
ランチャーノからマイエラ山(1/31記事写真の雪山)方向約30kmに、Casoliという町が小高い山の上に築かれています



雪渓を従えて空に盛り上がる中世の要塞都市は、日本人ならラピュタを連想することでしょう

登ってみると、城壁内部に急勾配な迷路状の細い通路が編み込まれ、いかにも難攻不落といった様相です

今でも多数の住民が生活しているこの町
猛々し雰囲気は既に昔の事となってしまいましたが
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ランチャーノ日記 3

2008-02-03 09:09:44 | イタリア日常
毎週土曜日、ホテルに隣接した広場で朝市が開かれます
ローマのトラステーベレの朝市に似てますが規模は小さく、雰囲気もホノボノとしたものです
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奇跡を見ました

2008-02-02 22:26:53 | お出かけ:イタリア
キリストがパンを肉に、ワインを血に変えた奇跡、
その実物が これです


奇跡の教会 と呼ばれるところの祭壇に、今も聖杯のようなガラスケースに収められ、多くの信者の信仰を集め続ける聖体

感動に近いものを受けた体験でした

写真は祭壇の裏側から撮ったもので、手が届くほどに近くからの撮影です
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