上海ポタリング to 動物園

先週とは正反対に今日は天気がいいので、初の上海ポタリングに出かけてみました
（ポタリングとはポタポタツーリングの略で、自転車でのお散歩　という意味）

初めてということもあり、繁華街とは反対の西方向に向かった
大きな道にはこのような側道があり、一見走りやすそうに見える
しかしここは中国・・・どこでも危険がいっぱいだ


それは上の写真から少し先に進んで、側道が狭くなった所で起こった
前を走る女性を左側から抜いていたとき、後ろから電動スクーターがホーンを鳴らしまくりながら迫ってきた
「うるせーな、避けられる状態じゃないだろ」
既に切れぎみである・・・

女性の前に出て道を譲ろうとスピードを上げたところ
あろうことかスクーターおやじはそれを待たずに、
絶対にスペースがないＮｏｒｉの左側に押しのけるように割り込んできやがった
このままＮｏｒｉが右に避けると、隣を走る女性と絡まって転倒するのは確実だ

　ブチッ　(`o'#)　

なにが切れた音かは　説明するまでもないだろう

あつかましく接触してきたおやじの右肩を、Ｎｏｒｉの左肘がグイッと押す
モトクロスをやっていたころに競り合いで覚えた要領だ

「アヨアヨアヨォー」　と訳のわからない悲鳴をあげてバランスを崩すおやじ
次の瞬間左の縁石に接触してグシャッと転倒

無様に寝っ転がった奴を、自転車を止めて思いっきり睨みつけてやる
唾も吐いてやりたかったが、教養が邪魔した
大した怪我もしてなさそうだったからそこまでにして立ち去ったが

全く公私ともに、疲れる国だ
しかし自分の性格が　どんどん悪くなっていきそうなのが　心配では　ある・・・



さてと、つまんないことは忘れて
１２月に遊びに来るＫａｚｕ達のために、動物園の下見に行ってみましょうか

しばらく走ると、動物園の入り口
回りが工事中のためか　え？　っといった雰囲気だねぇ


土曜日というのに券売所はこんなに空いるし


中には入りませんでしたよ
だって、男一人の動物園なんて　　寂しすぎるからね

代わりに案内図を載っけときましょうか
＞『こちら』　をクリックすると拡大します



それでは今日はこのへんで
次回は動物園の中をご紹介できるでしょうから
気長にお待ちを　＼（＾＾）

中国 楽ありゃ 苦もあるさ

出張先の広州での会議
内容があまりにもお粗末だったので、思わず席上で切れてしまった・・・
こんな毎日じゃあ低血圧のＮｏｒｉも、高血圧になるのに時間はかからないだろうね

「強く言い過ぎたかな」　とも思ったが
「これだけ言っても分かったのかどうか」　とも疑問に感じながら
帰りの飛行機にチェックインした

国内（中国内）の出張は会社の規則でエコノミーと決められている
いつも頼む通路側にはせず、めったにない昼間の移動だったから窓側の席をリクエストした
機内に乗り込み席を確認すると
「おや、ビジネスクラスじゃないか」

どうやら最近頻繁に利用する航空会社だったんで、
空席があったビジネスに無料でアップグレードしてくれたようだ

中国に来て初めて　“サービス”　というものを受けたよ
悪い事の後には、いいことがあるもんだね
頑張った甲斐があったよ

でも順番から行くと　次は　・・・




これは離陸直後の広州空港

引きこもり

きのう今日と、一歩も外に出ていない
出る気は満々だったんだけど・・・

きのう荷物が届いて、こいつもやって来た

自転車散歩では一番の相棒　Brompton

荷物の整理もそこそこに、こいつと初の上海ポタリングに出ようとしたきのうの昼下がり
明日から降るはずの雨が　・・・　気が早くも　・・・　降りだしていた　・・・

しょうがない、天気には勝てない
しかたなく荷物の整理や洗濯やアイロンがけや etc.
プレイィング主夫は　なにかと忙しい

・
・
夜
・
・

一夜明けた今日は、予報通りに　　　雨　（T_T)
外れてほしい予報は必ず　・・・　当たるんだよ　ね

部屋から見下ろした風景です

「これじゃ、出かける気には　なれない　な
　新しいＰＣの設定でも　やるかぁ」


そんなＮｏｒｉに今日付き合ってくれたやつは
イタリア生まれの黄色いフクロウ

こいつもきのう、荷物と一緒に上海へやって来た

こいつとの出会いは秋田県の角館
ちょっとした偶然で一緒にいることになったやつだ
その出会いは本家ＨＰの　“この記事”　をご覧ください

長い旅の末に　「お互い日本で落ち着こうな」　なんて言ってたのに
まだまだ俺たちの安住の地は　遠いようです


荷物の中にはこんなものも入ってた
日本出国の前に ＣＧ から送別として頂いた　デジタルフォトスタンド

こんなプレゼントを選ぶなんて、センスいいよね

妖怪のくせに　　(^^; )

荷物が届いた

上海に赴任して４５日
やっと日本から送った荷物を受け取ることができた

段ボールで２２箱
今回は生涯で１８回目の引っ越しだけど、荷物の量は過去最小だ
これが今のｎｏｒｉの　全てです
（奥のダイニングセットはアパートの備品で、Ｎｏｒｉの物じゃあ　ない）

昨日まで殺風景でよそよそしい雰囲気だったセカンドベッドルームも


久しぶりに再会した “相棒たち” が部屋におさまって

やっと　「俺の部屋」　って気がしてきたよ


先週　この荷物を受け取る手続きのために
二十数枚の書類に、三十回以上ものサインをしなければならなかった
それは　　いいとしよう　　しょうがない　（我慢）　

しか　　し
今日の荷受は、航空便と船便が・・・同時配達・・・

航空便の意味が　ねえだろーー

「中国って距離的には近いけど、　　とてつもなく遠い国なんだな」
　と　　　実感した


「まあ　いい
やっと自分の道具に囲まれた生活ができるようになったんだ」
なんて自分を抑えながら開梱をしてたところ

発送時に使ったこんなのが出てきた

コモディ・イイダ　の　レジ袋



こんなものが

とてつもなく　　懐かしい

文明的人

黄波路（ファンピールー）辺りを散策中に
交差点で見かけた注意書き


　　「あなたは 文明的な人 だから
　　　ここで待って　信号が緑になってから渡ってください」



文明人には

必要ない表示　　だ　よね

上海散歩 老街

仕事のある日の通勤は、アパートのエントランスまで迎えの車が来て、帰りも同じ
１日の歩数は僅か数十歩だよ
「これじゃあ　いけないね」　と　昨日の土曜日、上海散歩に出てみた

あまり考えもせず　「とりあえず黄浦江まで行こう」と、東に方向に歩きだす
コースはこんな感じで、結局８kmほど歩いたな


建国路（ジャングオ ルー）を歩いてると　現代電子城”　といった建物が目についた

入ってみたら総武線ガード下の雰囲気で、ちよっぴり　懐かしかったな

３kmほど歩くと、上海城があった一角に入る
上の地図で薄青く囲った地域だけど、その昔　倭寇（日本の海賊）に対抗するための城があったとか
上海の道路は割と直線で走っているが、ここは地域を囲うようにラウンドしている
城の外壁に沿った道筋の名残らしい

方浜西路（ファンバンシー ルー）という通りに行き当たった
週末だけなのか毎日なのか分らないけど、通りの両脇に小ぶりな店が密集して出店している
アメ横に似た雰囲気で　かなり人が多いところだ

しかーし そんな路地にバスを通すなんて 無理があるだろーー

人ごみを縫って通り過ぎ、河南南路ごしに前を見ると
街老海上”　と記された門が見えた
これって　右から読むんだね　　　今になって気づいたよ


いかにも　って門をくぐって　入ってみる
ここ上海老街”は、列強統治時代でも中国人だけが住む街だったらしい

今は

思いっきり観光客向けの一角になっていて
飲食店や土産物店やナニヤラカニヤラ・・・

とてつもなく　人が　多い　・　・　・

人混みをかき分けるように通り抜けたら
先週行った上海ヒルズが見えてきたよ

電線とクレーンが　邪魔だけど

やっと黄浦江に着いて、川沿いの遊歩道をしばらく遡ると
外灘（ワイタン）

ここも　人が　多いねぇ

アパートを出たのがPM２時と遅い時間だったんで そろそろいい時間になってきた 「さて　帰るか」　と あまり人気のない寧波路を西へ

５時にもなると、この時期は暗くなってくる
今日の散歩は人民広場で切り上げとしましょうか

地下鉄人民広場駅”の入口から振り返って見る　南京路歩行街”


多すぎだよ　　人

なにか たりない

こちらでは日本並（時には＋α）の料金で　日本相当のものが手に入る

食事も　そう


とても楽なんだが

どこか少し　　足りてない気がする　　・・・

出張

こちらに来て、出張がとてつもなく頻繁だ
今日も日曜なのに、明日の朝に会議を仕込まれたおかげで広州へ移動
（飛行機で２時間だよ　　凸－－＃）

広州空港からほど近い今回のホテルは、値段の割に快適　♪

（日本円で５７００円）

早めの移動だったから、夕陽が落ちる前にチェックインできた

（部屋から眺める西の空）


しかし　この部屋

ベッドルームとバスルームの仕切りが透明ガラス　って・・・


何を参考に　　デザインしたの　　やら

上海散歩

パッとしない天気が続いてる上海 ただでさえいつも数十年前の東京みたいなのに 今日はそれに輪をかけて　　ドンヨリ 部屋にいるとますます気分が滅入りそうなので 今日は地下鉄で黄浦江を潜り 浦東（プードン）地区へ行ってきました 先ずは　“上海”　と言えば必ず出てくる “東方明珠電観塔” ４６８mのタワーです

そこから黄浦江沿いに行き西側を見ると 前回向こう側からこちらを眺めた “外灘”　（ワイタン）　が　すぐそこに

ところで 昨今の日本人が　“上海”　から連想するものは “蟹”　以上に　これじゃないかな “上海環球金融中心”　　通り名は　　“上海ヒルズ” （左） 右隣の金茂（ジンマオ）タワー４２０ｍを超える４９２ｍ “巨大な栓抜き”　やら　“日本刀を突き刺したような” と例えられる世界で２番目に高いビル でかいよ

買単

夕食の外食率１００％のＮｏｒｉにとって
“お勘定”　という意味の　“買単 （マイタン）”　は、頻繁に使う中国語だ

先日　とある中華食堂での食後
いつものように言ったつもりだった　　　が

口から出た言葉

「マイタン　ペルファボーレ」
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・
俺は　　どこの国に住む　　何人なん　　だ　　（－－；）

社員旅行 to 寧波（ニンボ）

こちら上海はなんとなく重い天気
外出する気にもなれないので、先週の社員旅行をＵＰしてみましょうか

行き先は寧波（ニンボウ）といって、上海からは杭州湾を挟んだ南側
杭州湾跨海大橋が今年の５月に開通し、近くなったところです


４時間ほどのバス行で先ず向かったのは　“五龍淵”
バス停から見上げるあの山にこれから登るんですよぉぉぉ


とは言っても、ここから更に連絡バスが出ていて、歩いて登るのは１時間くらい

ガイドの娘がかわいかったんでカメラを向けたら
恥ずかしがって下を向いちゃった

このはにかみようが　いいね（＾＾）

登り初めはこんな感じ
お手軽ハイキングといった感じだが


しばらく行くと斜度がきつくなり、５つの滝がコース沿いに点在しています
　
なかなかいい感じですね
ここまで来て中国で初めて、澄んだ水を見ることができました

頂上近くにはこんな碑がありました この辺りは第２次大戦中に抗日ゲリラが潜み 激しく日本軍に抵抗した所らしい このblogでは政治／宗教などには触れない ことにしているので、コメントは控えますが 考えさせられたシーンです

往復３時間の山歩きは、最近運動不足の脚に　ちと・・きたかな
最後は膝がほのかに微笑んでいたけど、誰にも内緒にしておこう


山を降りしばらくバスで走り、宿泊はこのようなロッジタイプのホテル
１棟に独立した４部屋が内蔵され、なかなか快適


夕食はホテル本館での中華三昧
　
豪華で美味しいんだけど　「明日また食べるか」　と言われたら
・・・「遠慮します」　と　答えるでしょう
油が　ねぇ　・・・

中国の人たちはどこに行っても、お酒の一気飲みが大好き
これは各テーブルから代表者を出しての一気競争
「カンペー」の掛け声で早飲みを競うものです

まるで学生のノリだな・・・嫌いじゃない（＾＾；）



一夜明けての日曜日
今日の観光先は　“阿育王寺”

敷地が広く、堂内には金ピカの仏像が果てしなく鎮座する、立派な寺です

こちらの人は信心深いようですね
熱心にお祈りしている人や、線香を焚く人達や

お寺に集まる人達ですから、特にそうなのかもしれませんけど

仏像のほんの一部です
全てに保存状態がよく、綺麗な黄金色を放っていましたよ
　
へそ曲がりなＮｏｒｉはこんな綺麗な仏像を見ると
なんか新しぽっくて、逆に重みを感じれれなかったな・・・
・・・素直じゃない大人って、やだねぇ

その後少し寧波市街地を散策後、バスはまた杭州湾跨海大橋を渡り一路上海へ

少し日が差したから、なんとなく海の上って感じがでたかな？


これで社員旅行は終了

日本ではもう会社単位の旅行なんて、みんな迷惑がって集まらないよね
でもこちらのスタッフは本当に楽しそうにしてましたよ
もしかしたら以前の日本も、こんなだったのかもしれないね