これまで生きてきたなかで、21回の転居を繰り返してきた。
転勤族のサラリーマン家庭に生まれ、自分も転勤族のサラリーマンになってしまったからだ。
「いろんなとこに行けていいね」
と よく言われるが、それもまあ間違いではない。
しかしこれも事実だ 「自分の意思で住むところを決めたことが一度もないっ」
なので来年末の退職を決心したときから、「最後に住む場所は自分で決めたい」と、探し始めた。
条件は
・東京から遠すぎず、寂しくない程度の田舎
・海の近く
この条件だと県としては3県に絞られ、候補地は下記を上げて
・茨城県;土浦市、鹿島市
・千葉県;いすみ市
・神奈川県;横須賀市、茅ヶ崎市、二宮町、小田原市、真鶴町、湯河原町
これらを検討と現地調査を行った結果、小田原に決定した。
決め手は
・海/山/川 と、自然がそろい踏み
・日常生活で退屈しない程度の町の規模
・訪れた中で一番魚が美味しかった
・富士山に近い
・新幹線の停車駅
しかしホントの決め手は、移住セミナーで連れてってもらった鎧塚ファームからの、この光景だったのかも
場所が決まれば次は、家探し
資金が乏しいので、ターゲットは中古住宅だ。
退職までに1年あるからユックりと物件を探そうと思っていたところだが、
早々に、予算内でとても気になる家が現れた。
そして先月、決めてしまった。
当初夢見ていた、「窓を開けるとそこは海」
とは全く違った住宅密集地だが、2階がLDKなので閉塞感はない。
最寄りの駅まで徒歩6分で、そこから小田原駅まで約10分。
海から5km内陸で標高25mだから、津波の心配はないだろう。
さて、安住の地が決まったので、後は残りの人生をどう生きるかだな。
先ずは、前回の東京オリンピック直前に奄美大島へ転勤となり、その時に味わった絶望感を、
2020年の今回大会で56年ぶりに癒してもらおう。
そして翌年の2021年は長年の夢だった、自転車での日本一周に旅立つ。
その後は ・・・ まあ、そうなってからユックりと 考えようか
さあ、目覚まし時計のいらない生活まであと 1年
ワクワクしてきた