7月の初めにLEAD125 というスクーター購入した。
ホンダ・ベトナム製の原付2種だ。
ちなみにこいつの前は1990モデルのCR125というモトクロッサーだったから、
時間はライダーをずいぶん変えるものだな。
スクーターが納車されてから1か月、又は走行1’000km のどちらか早いほうで初回点検を受けなければならない。
走行距離が短いまま1か月点検を受けたくなかったので、週末はツーリングで距離を稼ぐつもりだったが・・・
<7月7日> 納車当日
あまりの暑さに近所を30kmほどしか走れなかった。
鬼怒川河川敷
<7月14日>
宇都宮から北上して白河辺りから東へ向かい、太平洋岸を南下して戻ってくるという壮大な計画だったが、
那須塩原あたりを走行中にウィンドシールドのボルトが脱落し、特殊ボルトの為に手に入らず、そこから帰宅。
つまらないR4の往復だけだったので、写真もなし。
走行 70km
<7月21日>
前回届かなかった海に真っ直ぐ向かった。
茂木まで県道で、そこから R123 と R293 に乗り換え、常陸大宮と常陸太田を抜けて久慈港へ。
そして同じ道を引き返し、160km。
ん~ つまんない。
<7月30日>
前日、前々日が台風だった月曜日。少しは楽しみも織り込んだ走りをしてみたいと思った。
んで、日光から渡良瀬渓谷のルート。
前日は昼から飲んで早く寝たので、朝3時に目が覚めた。
今日の月曜日は Nori の会社は休みだが、他は平日。 なので渋滞を嫌い、かなり早めの5時に出発した。
そうすると下道でも日光へは6時に着いてしまう。 (125ccは高速道を走れない)
神橋って以前は徒歩で渡れたよ、ね?
その先はいつもの “いろは坂” には向かわず、R122 に左折して渡良瀬方面へ。
途中に長さ2.8km の “日足トンネル” があるが、狭いし路面は濡れてるし、スクーターでは怖かったな。
渡良瀬渓谷鉄道の終着駅 “間藤” には7時着。
これから少し観光してみよう。
終着駅には独特の雰囲気があるというが、いかが?
この近辺はカモシカが見られるらしい。
間藤駅から北上すること 1.5km に “足尾古河橋” と、その背景に本山精錬所だった建屋が現れる。
更に 0.5km 北上すると、大煙突に一番近い場所に。
足尾鉱毒事件はよく知られているのでここでは深く触れないが、
20世紀初頭に日本の銅輸出量の40%を占めていた重要な鉱山であったがため、
富国強兵のご時世の折で公害への対応が大きく遅れた。
大きな負の教訓だね。
更に北上して駅から 3km の地点には “足尾砂防堰堤” がある。
7段の階段状のダムであり、2段と3段の間を吊り橋が横切っていて、そこからは結構な迫力の光景が。
しかし間藤駅から徒歩では少々、遠いかな。
車やバイクがお勧め。
次は南下して、隣の “足尾駅”。
これはどんな用途の車両だったのだろう?
次は川の対岸に渡って“沢入駅”
「沢入」と書いて「ソウリ」と読む
草木ダム湖にかかる草木橋からは、下流側に“草木ダム”が見える。
ダム横の展望台から。
台風の後にしては水量が少ないかな。
このダムは直下から仰ぐことができる。
迫力だ!!
ここで時間は8時50分。
酷暑になる前に帰宅したかったので、ここから引き返すことにした。
R122 を今朝来た方向に北上しながら、
「ああ、またあの “日足トンネル” を通らなきゃなんないのかぁ」
と、暗い気分になっていたところ、
「お、鹿沼に抜けられりゃ距離も短そうだし、あのトンネルを通らなくてもいいな♪」
・・・ これが今回最大の判断ミスだった ・・・
県道15号に右折するとすぐに道は狭まり、曲がりくねる。
倒木こそないが、折れた枝や落ち葉が路面に散らばり、山肌から滲み出す水が路面を濡らしている。
徐々に悪くなっていったので決断が遅れ、もう引き返すには勿体ない距離を走ってしまった。
居方なく恐る恐る、20~30kph での低速走行。
最初の峠を越える10kmまではこの調子で、峠以降は徐々に回復してきたからなんとかなったが、
もう2度とこの県道を走ることはないだろう。
それでも12時前には家にたどり着き、泥水汚れまみれのLEAD125を洗車した後、
至福のビールを昼から呷った休日だった。
走行 170km
<8月4日>
結局1000kmなんか走れず、540kmで1ヵ月点検を受けるはめに・・・
ダメじゃん