独身時代から使ってる物って、今になるとほとんど無くなってきた。
多分こいつが最後の一つだろう。
20代だったころ、デザインに一目ぼれして購入したフォールディングチェアー。
35年程前のことなので、何処で買ったか、いくらだったとか、さっぱり覚えてないけど。
それ以来11回の転居にいつもついて来てくれて、最後の小田原にもこうして居てくれてる。
このチェアーは座面の高さが無段階に調整できたんだけど、15年前くらいからできなくなってきた。
その原因は、この座面ストッパーゴムの劣化だ。
それでもデザインは気に入ってたので、処分せずにそのまま連れまわっていた。
そして最近やっと「なんとか直せないかな」と、通販サイトで丁度いいゴムチューブを探すが、そんな都合のいいものは無いな。
ダメ元の Google 画像検索でチェアーの写真を検索したところ おお
無名だと思ってたこの製品、ルネセイコウという国産メーカーで、現在も販売継続のベストワークチェアというモデルだと。
(当時は無名だったのかもね)
そして嬉しいことに、ストッパーのゴムチューブは単品で販売されていたぁ \(^o^)/
早速ネットで注文(800円)し、待つこと3日
届いた
新旧部品を比較すると、旧型(左)に対して縦溝が追加されていて(右)、フリクション向上の進化が見られる。
そして、座面高さ調整が 復活っ
嬉しいね ♪
さあこれで、あと20年いけるかな?
20年後にもルネセイコウが存続してれば、更に20年いけるかな?
あ~でも、 俺のほうがもたないかぁ
俺がもたなくても、良い製品や良いものを創る企業は、存続し続けてほしいものだ。
そしていつまでもユーザーが使い続けられるように、既売品へのサポートも よろしくね。
そして君たち、ご苦労様でした