サッカー狂映画監督 中村和彦のブログ

電動車椅子サッカーのドキュメンタリー映画「蹴る」が6年半の撮影期間を経て完成。現在、全国で公開中。

デフリンピック滞在5日目 フットサル男子 延長を制しベスト4へ

2024年03月09日 | デフリンピック

デフリンピック滞在5日目。
今日はフットサル男子日本代表と開催国トルコとの準々決勝。

部屋が乾燥していて早くに目が覚めてしまい、何気に大会のHPをチェックしていたら会場を勘違いしていたことが判明。気がついてよかった。
早めに行って、第1試合イラン-アルジェリア戦をなんとなく観戦。イランが勝利しベスト4へ。

と、ここまで書いて眠ってしまいました。ということで翌朝の更新です。

準々決勝には女子選手たちも応援に駆け付けた。男子選手のご家族が作ってきた名前入りの紙を掲げ、名前を手話で表しつつコールしたり、「ニッポン」を手話で表してのニッポンチャチャチャだったり。これは東京デフリンピックでも必須ですね。もちろん私も呼応して応援。
トルコサポーターも太鼓を持ち込んでの応援。会場は熱気に包まれる。

試合は序盤トルコが日本ゴールに迫る場面が多く、ゴレイロ折橋正紀が再三の好守でゴールを死守。
本当に頼りになる存在でした。
すると日本も徐々に流れを掴み坂本、設楽などのシュートでトルコゴールに迫る。
そして18分、坂本大起の左サイドキックインから土屋祐輝がダイレクトで左足シュート。日本に待望の先制点が生まれる。
しかし1分後、日本ゴール前の球際の争いからトルコの2番に蹴り込まれ、同点に追いつかれてしまった。

第2ピリオド開始早々チャンスをむかえたのは日本。
野寺風吹の左CKからニアで設楽武秀がうまく合わせるがトルコゴレイロの好守でゴールならず。
トルコのスルーパスからのシュートには折橋が立ちはだかる。
両チームのゴレイロがゴールを許さない展開が続く。

すると16分、日本はPKをとられてしまう。
「折橋なんとか止めてくれ」という気持ちをのせた折橋コールが続くなか、トルコの4番が外してくれた。

第2ピリオド終了間際には、東海林直広が右サイド鎌塚剛史とのワンツーからゴール前に走り込むが惜しくもゴールにはならず、試合は5分ハーフの延長へ。
4分には坂本のシュートがポストを叩く。その後にも東海林のクロスに土屋が飛び込んでゴールかと思われる、惜しい場面もあったが勝負は延長後半へ。

そして延長後半1分。
野寺の左CKから土屋の左足シュートが決まり、日本がついに勝ち越し点をあげた。土屋はこの日、2点目!
さらには、パワープレーに出たトルコから野寺がパワープレー返しの得点。
3-1とリードを広げた日本がベスト4進出を決めた。
それにしても観てるだけで、疲れる、痺れる試合でした。

準決勝の相手はイタリアを5-3で下したスペイン。
10日(日)16時30分(日本時間22時30分)キックオフ
中継はこちらから
https://www.youtube.com/live/XoWioUpkkIM?feature=shared

準決勝に勝てば、史上最高位だった昨年のW杯の3位を上回ることになる。


試合が終わった後は、バスを適当に乗り継ぎ、最後は徒歩でカーリング会場に行ってみる。
聴者のカーリングではスイープへの指示の声が特徴的だが、デフカーリングにはもちろんない。
投げた選手と奥の選手(なんと言うんでしたっけ)が、手話あるいはサインのようなものでスイープの指示を出す。
ストーンが氷を滑っていく音だけが会場に響いていた。
こちらでも日本対トルコの試合が行われていたが、疲れてしまって途中で帰ってきてしまいました。すいません。


ということで本日は女子フットサルの順位決定戦トルコ戦です。



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