関西学院大学 RCCキリスト教講座 2023年秋学期 始まりました。
「100年後のキリスト教」 第1回 使徒教父の世界 講師 土井健司教授
100年後とは、いつのことなのだろう?と思いながら出席しました。
イエスさまが十字架で亡くなって、復活なさって、初代教会が形成されつつある
紀元1世紀末~2世紀半ばあたりのことだと分かりました。
5つの資料から、とても興味深い内容のお話でした。
⑴ ローマのクレメンスの書簡から「嫉妬」の問題
⑵ アンティオケのイグナティオスの書簡から
「イエスの言葉を真実に自分のものとした人は、彼の沈黙をも聴くことが出来るのです。」
⑶ ポリュカルポスの書簡から「金銭欲」の問題
⑷ 「十二使徒の教訓」から隣人愛、「キリストで商売する人」
⑸ 「ヘルマスの牧者」から石のたとえ、悲しみ戒め
現代の諸問題と、1世紀~2世紀のころの問題と、
人間の課題は、全く同じなのだと、教えられました。
次回も楽しみです。
日光東照宮の赤とんぼ (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
「どうする家康」で、東照宮へ行く人も多いのでしょうか。
すでに秋の気配ですね。