風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

関西学院大学 RCCキリスト教講座 「100年後のキリスト教」 第1回

2023-09-25 20:48:33 | キリスト教会

関西学院大学 RCCキリスト教講座 2023年秋学期 始まりました。

 

「100年後のキリスト教」 第1回 使徒教父の世界   講師  土井健司教授

 

100年後とは、いつのことなのだろう?と思いながら出席しました。

 イエスさまが十字架で亡くなって、復活なさって、初代教会が形成されつつある

 紀元1世紀末~2世紀半ばあたりのことだと分かりました。

 

5つの資料から、とても興味深い内容のお話でした。

⑴ ローマのクレメンスの書簡から「嫉妬」の問題

⑵ アンティオケのイグナティオスの書簡から

   「イエスの言葉を真実に自分のものとした人は、彼の沈黙をも聴くことが出来るのです。」

⑶ ポリュカルポスの書簡から「金銭欲」の問題

⑷ 「十二使徒の教訓」から隣人愛、「キリストで商売する人」

⑸ 「ヘルマスの牧者」から石のたとえ、悲しみ戒め

 

現代の諸問題と、1世紀~2世紀のころの問題と、

人間の課題は、全く同じなのだと、教えられました。

 

次回も楽しみです。

 

 日光東照宮の赤とんぼ  (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  「どうする家康」で、東照宮へ行く人も多いのでしょうか。

  すでに秋の気配ですね。

 

 

 


宮澤賢治没後90年 雨ニモマケズ 

2023-09-24 19:16:59 | 文学

NHKカルチャ―ラジオ文学の世界で、ずっと宮澤賢治再読をしています。

講師は 日本大学教授の山下聖美さん

第12回は、「雨ニモマケズ」

あまりにも有名な賢治さんの詩。

小学校の時に習いました。

教室の後ろの壁にこの詩が貼ってあったことを思い出します。

 

今回この詩がたどってきた歴史を知りました。

戦中 軍国主義の時代、大政翼賛会は、この詩を利用しました。

満州国でも、日本人としてのあるべき姿・・として紹介されたとか。

 

ただ、戦後にも窮乏を耐え忍ぶようにとの、激励の意味で、

「雨ニモマケズ」は、広く紹介されました。

 

阪神淡路大震災の時も、東日本大震災の時も、

この詩が、人々を励ましたのは、事実です。

 

賢治さんの手帳に、自分の覚書のように記された詩。

亡くなってから、これほど多くの人たちに愛唱され、励ますとは、

「時間の中に 言葉を解き放つ」と賢治さんは言ったとか。

まさに、時空を越えて、言葉は解き放たれ、響いています。

 

みなさんは、どの言葉がお好きですか。

私がそうありたいと願う姿は

**********

・・・欲はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている

1日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを 自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり そして忘れず

*********

 

今回初めて知ったのは、

ヒデリトキハ ナミダヲナガシの

日照りは、賢治さんのノートには、

ヒドリと書いてあるそうです。

 このヒドリというのは、「日雇い」とか、「ひとり」とか

 いろいろ考察されているそうです。

 

「雨ニモマケズ」は、努力する人を、応援してくれる詩です。

このアメの部分を、試練、災害、苦悩など、自分の置かれている立場に置き換えて、

自分を、「負けるな!!」と叱咤激励します。

 

宮澤賢治さんの宇宙観、、、風や木が教えてくれたことを、自分は書き留めているだけ・・・

自然の中で生活をして、五感が鋭敏になり、風の声も聞こえる。

 ソウイウモノニ ワタシハナリタイ です。

 

じっくり、宮澤賢治全集(文庫版ですが)を、読む時間がほしい。

魂と魂が通じる。

永遠に読み継がれる詩集を残した宮澤賢治さんの魂に触れたいです。

 

 諏訪の星空  (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  素敵な夜空の写真ですね。夜明けが近いのでしょうか。

  満天の星空の下で、キャンプしたいなあ。。。

 

 



 


2016年の映画「沈黙 サイレンス」を思い出して

2023-09-23 18:25:30 | ドラマ・映画・演劇

友人のT.Mさんが、遠藤周作さんの「深い河」を中心に

最近、いろいろ考察しておられます。

私も若いころ、友人3人で、遠藤周作さんの作品を読む会をしていました。

しかし、もうずっと遠藤周作さんの作品を読むこともなく、

遺作となった「深い河」も、実は読んでいません。

 

この「深い河」は、黒人霊歌にもありますし、

インドのガンジス川も意識しているらしいです。

 

旧約聖書の「イザヤ書53章は、イエス・キリストの十字架を預言しています。

 イザヤ書53章2節~4節

  :2・・・彼には見るべき姿も輝きもなく

    私たちが慕うような見栄えもない。

  :3 彼は蔑(さげす)まれ、人々からのけものにされ

    悲しみの人で、病を知っていた。

    人が顔を背けるほど蔑まれ(軽蔑され)

    私たちも彼を尊ばなかった

  :4 まことに、彼は私たちの病を負い

    私たちの痛みを担った。

    それなのに、私たちは思った。

    神に罰せられ、打たれ、苦しめられたのだと。

     (新改訳聖書2017)

「深い河」には、このイザヤ書53章のことばが度々引用されているそうです。

 

2016年の映画「沈黙 サイレンス」は、とても優れた映画でした。

遠藤周作さんの作品を、外国人のキリスト者の目を通して描いている。

宣教師の役は外人(古い日本映画の「沈黙」では、丹波哲郎さんなどだったかと)

 

一番印象に残っているのは、

隠れキリシタンのリーダーのやや年配の男性。

その表情、演技は、まさに本物のキリスト者でした。

ゆるぎない信念、信仰が、その厳しく引きしまった表情に現れていました。

 いまも時々その表情を思い出すことがあります。

 

いざとなったときに、「主を知らない」と言わないでいられますように。(祈りつづけます)

 

 鈴蘭  そのいつくしみはかぎりなく  (野口勝利さんからお借りしました)

  主の恵みと慈しみを 日々味わい 感謝したい。

 

 

 


社協だよりの録音

2023-09-22 19:45:36 | 録音

社協だよりの録音を、グループで担当させてもらっています。

本日はその録音の日。

でも、どういうわけか、今までは年に4回発行だったのに、

今は、年2回になりました。

 

いろんなお知らせがあります。

会費を払ってくださった方のお名前も記載されています。

社会福祉協議会の法人化50周年の記念フォーラムもあるようです。

 

市民生活と密接につながっている働きですが、

そんなに広く知られていないような気もします。

 

もうじき、赤い羽根共同募金も始まります。

 

みんなで助け合う共助の社会を、目指している。

 

これからも、ちょっとだけ、お手伝いをさせていただけたらいいなと思っています。

 

 サガリバナ  (野口勝利さんからお借りしました)

  初めて見ます。繊細なお花ですね。

  咲いているところを、見てみたいです。

 

 


祝💛 オリックス・バファローズ 💛パ・リーグ優勝 三連覇

2023-09-21 18:15:57 | スポーツ

祝💛オリックス・バファローズ💛パ・リーグ優勝 三連覇

 

何を隠そう、私は阪急ブレーブス時代からの、小さなファンです。

グリンスタジアム神戸に、イチローさんを見に行ったこともありました。

46年前の三連覇を経験している、山田久志さんや福本豊さんが祝福のメッセージを。

 

28年前の阪神淡路大震災の時の優勝も、忘れられません。

どんなに応援し、優勝が嬉しかったことでしょう。

 

スポーツ選手たちから励まされ、勇気と希望を与えられた。

仰木さんを思い出します。

 

戦後、広島の人たちを勇気づけた、広島東洋カープも

市民の球団と言えます。

広島生まれの友人は、熱烈なカープのファンでした。

 

私は熱烈なオリックスファンとはいえませんが、

これからもオリックスを応援したいです。

 ユニフォームは、ブルー系でお願いしたい。緑はやめてほしいです。

 

 この花の名前はなんでしょう。 彼岸花系のリコリスの種類でしょうか

  (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

 朝ドラ「らんまん」でも、たくさんの野の花を教えてもらいました。

  素敵な写真をいつもありがとうございます。