8/22とうとう、最終回を迎えた
「ひめゆりの少女・16歳の戦場」
***再度 解説から***
今回の「朗読の世界」は小説ではない。
1945年3月23日、沖縄戦開戦の夜、
陸軍野戦病院へと出発したひめゆり学徒隊。
16歳の少女はそこで何を見、何を体験したか―。
降りそそぐ砲弾の下の3カ月、
生と死の境い目で書き続けた日記をもとに伝える
ひめゆり学徒隊の真実を、戦後80年経ったいま
沖縄県出身の池間夏海(23歳)が思いを込めて朗読する。
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戦場で生と死がわかれる、、、それが運命というものか。
学友が、友だちが、先生が、目の前で死んでいく。
それを書き記すことは、どんなに辛いことか。
宮城喜久子さんは、生き残り、家族もみんな収容所で生きていた。
戦後、結婚して教師を続けた。
夫となったのは、父親のところへ来て哲学を語り合っていた青年。
戦後すぐに遺骨の収拾へ、教師に誘われて行った。
その後、戦争のことを語って欲しいと言われても、
ずっと拒んでいた。
しかし、1995年5月にこの本を発行した。
本当に、16歳の少女が見たことが綴(つづ)られていた。
そこに人々がいると分かっていて、
攻撃してくる。
爆弾を打ち込んでくる。
戦火の中を逃げ惑った3か月。
戦争が終わるとその米兵は、負傷者を助けようとする。
鬼畜米英、、、と教えられ、鬼のような米兵と思っていたが
親切に手当をしてくれる。
人間って、なんだろう?
命令されたら人を殺すのに
けが人は助けようとする。
戦争が始まりそうな時に
それを止めることは、できるのか?
できないのか?
いろんなことを考えさせられました。
毒薬兵器も、使われていたのです。

ひまわりの種 精密な神さまのわざを見ます
(坪井真弓さんからお借りしました)
来年のために取っておくのですね。