風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

2022年 大晦日に

2022-12-31 18:44:12 | 心象風景

2022年大晦日になりました。

激動の1年間だったような気がしますが、

みなさんは、いかがでしたか。

 

私は個人的には、「原点に返る」ことを教えてもらいました。

「リバイバル学び会」に、7月から参加させていただいて、

自分の信仰について、深く内省することができました。

ズームだったので、家にいて学べます。

 

聖書を読み、イエス様を知る。

生活のなかで、「奇跡」を体験させていただける。

こんなわたしをも、イエス様は愛してくださっている。

と知った時。上からの光が、心に入った時。

教会の入り口での体験が、わたしの原点。

 

モーセの燃える芝。

ヤコブの天のはしご。

パウロのダマスコでの光。

人それぞれ、いろんな形で主イエスと出会う。

その原点に戻ること。

主がいつも共にいてくださることを感謝する日々。

失敗しても、大丈夫。七転び八起き。ケセラセラ。

 

日々自我に死に、再生の洗いを受け続けたい。

新しく生まれるとは、そういうこと。

そのようなことを考える年の瀬です。

 

みなさま どうぞよいお年をお迎えください。

 夕日  (野口勝利さんからお借りしました)

  毎週、安息日に聖句と美しい写真を送ってくださいます。

  感謝します。 来年もよろしくお願いいたします。

 

 


玉木宏の音楽サスペンス紀行 ベートーヴェン

2022-12-30 17:44:18 | 音楽

今朝、偶然に、「玉木宏の音楽サスペンス紀行」を見ました。

生誕250年を記念して、BSプレミアムで11月5日(土)に放送されたものの再放送だったようです。

「引き裂かれたベートーヴェン その真実」という副題が。

 

東西ドイツで、ベートーヴェンの争奪戦があったこと。

東ドイツでは、「自由、平等、博愛」を、国家戦略に。ベートーヴェンを革命家と称える。

社会主義を民衆に広めるため。

西ドイツでは、カラヤンが自分の名声を高めるために、1963年ベートーヴェン交響曲全集を出し、

ビジネスとして利用。

 

耳が不自由になったベートーヴェンの「会話帳」を、改ざんした秘書、アントン・シンドラーの存在にも、驚きました。

東ドイツにも、西ドイツにも、ベートーヴェンの研究者はとてもたくさんいる。

そして、「楽聖」というイメージを作り上げた音楽家やレコード会社の人たち。

ベルリンの壁崩壊後も、ベートーヴェンがドイツの誇りであることは、揺るがない事実だと、痛感しました。

 

なんだかんだと言っても、その音楽は、やっぱり「不滅です」

 

 子どものころ、クラシックというとベートーヴェンが第一と思っていた私。

 なぜかというと、父が最初に買ったLPレコードが、ベートーヴェンだったから。

 重いSPレコードもありました。(若い人はご存じないででしょう)

 当時は、レコードプレーヤーに、LPとSPの回転数の切り替えスイッチがありました。

 

 そして思い出すのは、カラヤンが日本に演奏に来た時のこと。

 中学の音楽の男の先生は、東京へ聴きに行ったことを、嬉しそうに語っておられた。

 夜、開演を長く待つのが寒くて、アルコールを体に入れた、、、と。

 いまも映像で見るカラヤンの姿は、かっこいい。華やかで絵になる指揮者です。

  そういえば、あのころも、指揮者といえば、カラヤン!と思っていました。

 

玉木宏さんといえば、のだめカンタービレでピアニスト役をしておられた。(ちょっとだけ見ました)

音楽がお好きなのでしょうか。

漫画をテレビドラマにしたものから、クラシックの音楽が流れてきて、びっくりしました。

多くの子どもさんたちが、このドラマで、クラシックに親しんでくれたら、(くれたのかなあ)

とてもいいですね。

 

いまも、ベートーヴェンの音楽、好きです。

 スカイツリーの見える風景 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  七変化するスカイツリーの色の魔術師は、だれなのでしょう。

  自在に色をかえられるコンピューターの技術革新には、目を見張ります。

  2022年もあと2日になりました。

  大きな変化が世界に起こってしまいました。

  平和を祈り求めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


映画「アルキメデスの大戦」

2022-12-29 16:15:32 | 歴史

なんの前知識もなく、菅田将暉君が、天才数学者の役で出ている・・・というのを

テレビのなにかの番組で見て、どんな映画なのだろう?と思っていました。

アマゾンプライムで発見したので、見てみました。

 (12/29ですが、お正月料理の準備は、明日30日に。買い物は昨日28日にすませています。ご安心ください(笑)

 

アルキメデスは、ご存じギリシャの数学者。主人公櫂直(かいすなお)のあだな。

原作は三田紀房さん。漫画でした。

時代は、日本が太平洋戦争に向かう前の1930年ころ。

主人公は実在の人物ではありませんが、そのほかの人は、ほぼ実在の人物

山本五十六さんが、櫂直を見出すという設定。

帝大数学科の、天才学生。西の湯川秀樹、東の櫂直と言われているという設定。

 こんな天才がいたら、、、と思わせる。菅田将暉君自身も、数学は得意だとか。

 黒板に書く数式、放物線を、映画で数学指導の先生が、美しい・・・と涙したとか。

 

戦争映画は、あまり好きではありません。

最初場面の大きな戦艦が沈没するのは、戦艦大和かなあ・・と思っていましたが、やはりそうでした。

 

史実を元にしているから、なぜ、非戦論者だった山本五十六が、海軍の司令官にまでなったか。

なぜ、戦艦大和は、大和という名前で造られたか。

戦後だから言える、大国アメリカと戦争をしても、負けるにちがいない。

それでも、なぜ日本は戦争をしてしまったか。

1934年に本当に起こった「友鶴水雷艇転覆事件」も取り入れている。

映画での設計者平山(田中泯 役)が言う、「設計の誤りは痛恨の極み、末期を汚さぬように、この設計は取り下げる。」

この言葉には、設計者の責任と覚悟と誇りがある。

日本という国がほろびないために、戦艦大和は沈むのだ。

 戦争の象徴(軍国主義をあおる)のような戦艦大和が沈むとき、

 日本人は、目が覚めるだろう。 という言葉も、

 戦艦大和の最期を知っている私たちには、ひびきます。

 

2018年(平成30年)12月に、閣議決定され

2020年、いずも型護衛艦の空母化

2022年、「かが」の甲板を改修し、ステルス機を発着

などと聞くと、日本は過去の悲惨な歴史を、再びたどるのかと不安になるのは、

私だけでしょうか。

自衛隊の方々が、災害救助活動で多大な尽力を発揮してくださることは

本当に感謝しています。

どうぞ、戦争ではないお働きが、続きますようにと、祈ります。

 聖句 (聖書アプリからお借りしました。)

 

 

 


『てのひらの虹』 永田萌 著

2022-12-28 17:17:43 | 

『てのひらの虹』~とても私的な(いわさきちひろ)論~を

図書館から借りてきました。

思ったとおり、永田萌さんは、いわさきちひろさんに(あこがれ)ておられました。

 

第一章 あのひとのようになりたいの書き出しは、

「自分を何かにむかってかきたてる感情は、いろいろあるけれど、

一番素直で健康的で持続力のあるものは、『あこがれ』ではないかと思っている。

わたしは中学生のころ、ひそかに『童画家のいわさきちひろさんのような人になりたい』と願っていた。」

 という文章で始まります。

 やっぱりね!とわたしは思いました。

 

でも、彼女がその夢を叶えたのは、社会人になって会社に勤めてからのこと。

 

同世代の永田萌さんの(あこがれ)は、わたしと同じ。

ただ、彼女は童画の絵描きさんになったけれど、わたしはそうではない。

でも、いまも(いわさきちひろ)さんの絵が、大好きです。

 

わたしも、いわさきちひろさんの評伝のようなのを、何冊か読んでるし、

猛さんにも、1度だけお会いして、ひとことふたこと話しました。

 

なので、この本は、思いが重なるところが多いです。(僭越ですが・・・)

 

ああ、この本は、手元に置いておきたい。

そう思ってアマゾンを見たら、古い本なので、めちゃくちゃ安価。

まだ、届いていいないので、図書館の本を読みながら、

ますます、永田萌さんを、”同志”と思う今日この頃であります。

 (勝手に共感している わたしです)

 

 「やくそくするね」 杉本深由起 作  永田萌 絵

   (ネットの案内からお借りしました)

  図書館から借りて、涙ながらに読みました。

  切ないお話でした。震災で同じような経験をなさった方が、どんなに多いことか。

  鎮魂の気持ちを込めて描かれたのだと思います。

 

 

 


『宇宙からの帰還』 立花隆 著

2022-12-27 11:33:49 | 自然

1985年に出版された『宇宙からの帰還』

立花隆 著

発行された時、とても興味深く、単行本を購入しましたが、

いま、どこに埋もれてしまっているのか、見つかりません。

なので、結局アマゾンへ。というのは、

保坂正康さんが、カルチャーラジオアーカイブスで、

この本は、日本人の知的水準を図るうえでも貴重であると。

その後、世界からも認められた、宇宙飛行士の内面の体験談を書いた本。

 ”宇宙の暗黒の中で、地球を眺めると、生命のいる星、地球の美しさに驚異を感じる。

 人間を越えた存在を、体感するらしい”

 

立花隆さんは、

生と死、人と神、時代と自分についての考察をしていると、保坂さんは言う。

 それは、立花隆さんが、クリスチャンホームに育ったことも関係があるのかと、私は思う。

 

立花隆さんが1940年(昭和15年)5月28日生まれで、

保坂正康さんは、1939年(昭和14年)12月14日生まれ。半年しか歳が違わない。

共に、戦後民主主義教育を受けている。

だからこそ、自分たちは、その民主主義を検証しなくてはならない

というのが、お二人の共通した思い。

 

半藤一利さんは、1930年(昭和5年)5月21日生まれ。10歳くらい上。

札幌で3人が集まって講演・対談をなさったことがあったとか。

『体験から歴史へ─〈昭和〉の教訓を未来への指針に』

著:保阪 正康 著:半藤 一利 著:立花 隆 著:田城 明

講談社から出ているこの本は、その時の内容と似ているのかもしれません。

 

日本が再び戦争をすることを、危惧しておられた立花隆さん、半藤一利さん。

「昭和を語り継ぐ会」を主催しておられる、保坂正康さん。

 

私たちは、先人の声に、耳を傾けなくては いけないと思う。

    (聖書アプリからお借りしました)

 光あれ、、、と神が語られたとき、宇宙は暗闇

 「光と闇とを分けられた」という聖書の創世記1章4節の光は、太陽の光ではない。

 これは、spirit霊的・精神的な世界 宇宙のことなのかと思う。

  宇宙 神秘 科学 知れば知るほど、謎は深まるばかりです。