風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

ラピスラズリ 瑠璃色 「月の満ち欠け」の原作

2024-05-31 20:08:50 | キリスト教会
瑠璃色 ラピスラズリという石に興味を持つようになったのは、
いつごろからだったか。
京都の瑠璃光院へ行ったのは、2年前。 
瑠璃色の石のブレスレットを買ったのは、5年くらい前。 
車の色を濃いブルー(瑠璃色かな)にすることを、
強く希望したのは、どういうわけか長男でした。 

本日5/31、図書館に予約した
『月の満ち欠け』と、『星の王子さまの天文ノート』を借りてきました。
『星の王子さまの天文ノート』には、たくさんの星の写真や、
月の満ち欠けの写真が載っていました。
ぱらぱらと見ているだけでも、わくわくします。 

早速『月の満ち欠け』を読み始めました。
この本のここを、あのように映像化しているのか。 
ここは少し違うようだ。
作者の構成力も上手だと思いました。
ミステリー小説というか、不思議な体験、時空を超えるお話は、
その展開の仕方を失敗すると、何がなんだか分からなくなってしまいます。

いつもは先に原作を読むのが好きなのですが、
すでに三角哲彦(みすみあきひこ)は、目黒連さんになってしまっています。小山内堅(おさないつよし)は、大泉洋さんになってしまった。
でもこの本を読んでいると、なんだか違った人(人柄・容姿)が思い浮かびます。
 
私がこの映画に魅かれるのは、
瑠璃色が基調の色になっているからなのかもしれません。 

かなり前「瑠璃も玻璃も照らせば光る」という言葉を聞いたとき、
私は瑠璃色がどんな色なのかを、知りませんでした。
玻璃が、水晶だというのも、知りませんでした。 

でもラピスラズリを知ってから、瑠璃色に強く魅かれるようになりました。
これには、どんな意味があるのだろう、
「はて?」と首をひねる今日この頃であります。

みなさんは、どんな色がお好きですか。



//ラピスラズリ// (無料画像をお借りしました)
 私の好きな瑠璃色の石です。

飛ぶ教室 初フライト 京都へ

2024-05-30 18:17:43 | キリスト教会
高橋源一郎の飛ぶ教室が、初フライト 京都へ 
これは「光る君へ」の源氏物語ゆかりらしい。 

前半は、京都在住の歌人・永田和宏さんがゲスト 永田さんは科学者ですが、歌人の妻と交わした歌を中心に書かれた
『たとへば君 四十年の恋歌』が有名です。
亡き妻・河野裕子は、有名な歌人でした。
 私は和歌や短歌、俳句は、どうも苦手です。
 うまく詠みたいという意識が前に出てしまって、素直に歌えない。 

後半は
100年前(1925年)にA・ウェイリーによって英訳された源氏物語を
現代の日本語に翻訳した毬矢まりえさん・森山恵さん姉妹がゲスト。
 検索してみたら、再翻訳された源氏物語、、、表紙がクリムト!! 
  なんだかすごいです。全3巻なのかなあ。

さらに
『レディムラサキのティーパーティー らせん訳 源氏物語』
この本は、お二人が***「時空を超えた物語の秘密と魅力を解き明かす」***(本の解説より) 
本を読むのが大好きなお二人の、知識と教養、イギリスのソネットとの共通性など、世界の人たちを感動させる「源氏物語」の魅力の真髄を、語っておられるようです。 
 読んでみたい!!です。




 『レディムラサキのティーパーティー』 (ネットからお借りしました)

視覚障害者協会の方々との交流会をしました

2024-05-29 20:59:36 | キリスト教会
3年間、コロナですべての行事が中止になっていましたが、
昨年から行事が再開されてきました。
 
本日5/29(水)は、視覚障害者協会の方々との交流会をすることが出来ました。 
かつては、20名以上来てくださっていたのですが、
諸般の事情で今回は9名でした。 
ガイドヘルパーの方も入れても、16名。
私たちのグループも欠席者もいて、17名の参加。 
でも、いつも以上に視覚障害者協会の方々が、積極的に話してくださり、
クイズもどんどん答えてくださって、盛り上がりました。

シルバー川柳の紹介では、くすくすと笑いが絶えなくて、かなり受けました。
みなさん思い当たる節、、がおありになるのでしょう。
川柳のなかのヒトコトを当ててもらうクイズも、
面白い想像・創造、創作の言葉がでて、楽しかったです。 

みんなで力を合わせて、行事をすることは、私たちの会の仲間同士の交わりも深めることになり、嬉しいことでした。 

人前で朗読するのは、とても緊張しますが、一つの作品の朗読を完成させるのは、力がつきます。 

思いがけず、視覚障害者協会の方で、社交ダンスを教えているという男性が初めて来られました。
そして予定にはなかったのですが、
生徒である二人の女性とダンスを披露してくださって、感激しました。
ステップが見事にそろっていました。 

毎年、微妙に変わる交流会ですが、
毎回、発見や学び、楽しみがあります。 
今年も無事、たのしい交流会ができました。 

昨日の大雨とは打って変わった好天に恵まれたことも、神さまに感謝しました。 
どんなことでも、神さまにお任せすれば、うまくいく、と実感しました。



 新緑 もみじかな? (高谷学さんからお借りしました)

映画 「月の満ち欠け」 見ました。

2024-05-28 17:11:23 | キリスト教会
時空を超えるお話が、好きです。
 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「バック トゥ ザ フューチャー」などなど
今日、時間が少しあるからと、アマゾンプライムを開けたら 
この映画「月の満ち欠け」に出会いました。 
2022年制作。 

大泉洋さんが主役ですが、ほかに、
「虎に翼」の伊藤沙莉さん、
「サイレント」の目黒連さん、
柴咲コウさん、菅一郎さんなど、
好きな俳優がいっぱい。 

私は生まれ変わり、輪廻転生などは、信じていませんが、 
突然、愛する人を亡くすと、人はそのように思いたくなるのかもしれません。似ている人も、この世の中には、確かにいます。 

前世の記憶を持っているという人がいるかもしれませんが、
私は、それは物語として面白いと思うだけ。 
縁起を担ぐ人や、占いを信じる人もいますが、
お話としては面白くても、
そのことに支配されたくはない。
というのが私の立ち位置です。

この映画も、物語。お話として面白かったです。

月を愛でる女の子の名前は瑠璃ちゃん。
 瑠璃色は、大好きな色。ラピスラズリという響きも好き。
 月の出る空の一瞬に青くなるの時が、瑠璃色だとか。
 
レコード店の名前が「ペーペームーン レコード」だったり、
瑠璃ちゃんが口ずさむ曲が「Remember love」
 (知らない曲ですが、オノヨーコの曲らしい) 

原作は 佐藤正午さん。
 ジョンレノンが亡くなった日がにこだわりがあるのかもしれません。
 


 瑠璃色とは、少し違う空ですが お月さま
  (無料画像をお借りしました)

”魂のピアニスト、逝く  フジコ・ヘミングその壮絶な人生” 見ました

2024-05-27 13:44:20 | キリスト教会
魂のピアニストと呼ばれる人が、世界にどれほどいるでしょう。
私は、フジコ・ヘミングさんのほか、知りません。

1999年のNHKのドキュメンタリーを見て、私も
感激したひとりです。 
今回のは追悼番組でした。(NHKさんありがとうございます)

先日テレビで、美輪明宏さんが、フジコヘミングさんの自宅に招かれたことがあると、おっしゃっていました。
美輪さんも、フジコさんと、魂でつながっている人。
フジコさんと感性が似てて、おうちの雰囲気がとても素晴らしかったとおっしゃっていました。 
ショパンやモーツアルトのいた時代の音楽を聴かせてくれる。
美輪さんも、こんなふうに弾いてほしいと思う弾き方を
フジコさんはしてくれると。(私も同感です) 

フジコさんは、クリスチャンとは自分でおっしゃっておられませんが、
よく神さま、、という言葉を口にされます。
「天国も神様もありえないって言う人いるけどさ、そんなことないですよ。
何万、何億という星があるじゃない、
あの中のどこかにいるに違いないからね」

「天国へ行ったら、モーツアルトやショパンに会って、あれでよかったですかと聞いてみますよ」
「あれでよかった、素晴らしかったと言うでしょうよ」と笑顔で語る。 

「完成なんて人間にはありえないですよね。どんな人も、どんな芸術家も」

自分は自分がいいと思う(魂のうちで)ものを弾く。
人は機械じゃないんだからと。 

魂のこもっていない音楽は、音楽ではない。
これがフジコ・ヘミングさんの真髄、真骨頂。
だから世界中の人の魂ひ響くのでしょう。

2024年春から、「カンパネラの旅」をする予定を立てておられた。
すごいです。
訪問する予定だったパガニーニゆかりの教会で、
友人のヴァイオリニストがカンパネラを弾き、
そのあと、フジコさんの回復を祈りますと、祭壇の近くでひざまづいておられた姿が、目に焼き付いています。

永遠に前を向いて、顔を上げて生きた人。

フジコ。ヘミングさんの音楽は、
その厳しい、壮絶な人生の中から生み出されたものだと、
美輪明宏さんがおっしゃっていたことは、本当にそうだと思います。

フジコヘミングさんのピアノを聴き続けます。
 東京のおうちの猫ちゃんたち、元気にしているかな。



 ・・フジコ・ヘミングと猫・・(無料画像をお借りしました)
    
     猫に癒されています。わたしもです。