NHKカルチャーラジオ 文学の世界
10月~12月は、詩人 「金子みすゞの宇宙」です。
山口県長門市仙崎にある記念館へ、行ったことはありません。
館長の矢崎節夫さんは、若いころから金子みすゞの詩に感動して、その詩を探しておられました。
かなり前(15年くらい?)に、金子みすゞのブームがありました。
やっとこの詩人に光があたった。
その立役者の一人が、矢崎節夫さんだと思います。
「童謡は、かみさまへの祈りの言葉です」とおっしゃる。
大正時代に「赤い鳥」「童謡」「金の船」といった児童文学の雑誌が創刊されました。
北原白秋、西城八十、野口雨情、、、(後継者として 与田準一さん、佐藤義美さん、まどみちおさん など)
大正15年(1926年)童謡詩人会に入会を認められた、金子みすゞさん
女性では与謝野晶子と金子みすヾの二人だけだった。
山口県から詩を送ってくる女性(金子みすゞさん)は、注目されていたという。
26歳で服毒自殺(夫からうつされた淋病を患い、一人娘を残して)
あまりにも若すぎる死。
そのため、金子みすゞの詩は、忘れられていた。
1984年に「金子みすゞ全詩集」が出る、
矢崎節夫さんが探し求めて実現。
その間、3冊の詩集を持っていた実弟にも会うことができた。
矢崎節夫さんの言葉の端々に、
金子みすゞさんへの思いが、伝わってきます。
ただ、私は、あまり人々が騒いていると、引いてしまうタイプなので、
金子みすゞさんのブームのときは、こっそり隠れていて、同調はできませんでした。
いい詩だとは思っていましたが。。。
神無月の三日月 (高谷学さんからお借りしました)
月や星の写真を撮るのは、難しいように思います。
神秘的な月の光と空の色ですね。