飛ぶ教室では、いつも知らない本を紹介されることが多いです。
今回も、『本を読む人』というフランスではとても有名な本。
ある図書館員が、ジプシーの子どもたち、その親たちに、本を読む楽しみを
知ってもらいたいと、そこへ行っては、本を読む。
家長のアンジェリーヌばあさんと、息子5人、嫁4人と、孫8人。
子どもたちも親も、字は読めない。
でも「小説」を読みたくなるのです、最後には。
ただ、子どもたちのうち何人かは、学校へ行き、文字を習うようになります。
でも、ジプシーだからと、きたないとか、いじめられます。
私は、読んでいないので、なんとも言えないのですが、
「自分と違う意見、同調できないものを、たたく」という高橋源一郎さんの言葉が、
気になりました。
話し合って、互いを理解しようとする姿勢がない。。。。
そこから争いが起こる。
前にも書いた気がしますが、そこから戦争が起こるのです。
柔和で寛容で、謙虚な品性。めざしたい。
聖霊の実は、「愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、柔和、自制」
自制心がないのは、困ったものです。
今日の聖書通読の箇所に、箴言の22章24,25節がありました。
新改訳2017年版の翻訳はこうでした。
「怒りっぽい者と交わるな。
激しやすいものと一緒に行くな。
あなたが その道に倣って、
自分が罠にかからないために。」でした。
まさに、箴言です。
人形町の招き猫たち 癒されます。
(親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
人形町のというと、東野圭吾の「新参者」阿部寛を思い出します。