風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

関西学院大学キリスト教講座

2022-09-30 19:36:30 | キリスト教会

いよいよ、関西学院大学RCC秋のキリスト教講座が、対面で開催されることになりました。

 2年間、コロナで、YouTubeでの配信でした。

今回は、「四福音書のイエス像」 講師 木原桂二 商学部助教・宗教主事

 西宮北駅のビルではなく、関西学院会館での講義。

 いつも会っていた友達4人ですが、都合が悪く行けないという人もいて

 結局私も、ZOOMを申し込みました。

 セミナーの後のランチは、本当に楽しかったのですが、まだお預けです。

第1回の今日は「マルコ福音書ー民衆の友イエス」でした。

事前に6ページのレジメと2ページの参考資料(=講義で話される聖句の抜粋)を

メールで送付してくださいました。

なので、講義を聴きながらレジメを見れるので、とてもよく理解できました。

丁寧な準備をしてくださっていました。

 

木原先生は、一般職をやめて、神学部へ入り、牧師をしながら、

関西学院大学院で学ばれて教授になられたので、視点が牧師の立ち位置でした。

ご自分が聖書から捉えたイエス像を、明確に述べてくださっていました。

 

病気だったり、社会的に貧しく困難な民衆が、イエスさまのもとに集まってきた。

彼等を癒し、自由にし、解放する。

祭司や、律法学者たちは、妬みから攻撃してきた。

 

なんだか、講義になってしまうので、この辺でやめますが、

春と秋に毎月1回で、4回シリーズのキリスト教講座は、

とても恵まれ、楽しみにしています。

 

また、4人で会える日が来ますようにと願いつつ

次回のマタイ福音書も、期待しています。

 

 九月の空  関西の空です (eriさんからお借りしました)

  今日で9月もおしまいです。

  虫の音が聞こえています。かなり上手に節をつけて歌うようになりました。

   自然のなかの音楽も素敵です。

 

 

 


もしも 病気になったなら

2022-09-29 18:38:58 | 健康

みなさんは、もしも病気になったなら

どのようなことを思われるでしょうか?

「なんで、わたしが。。。」「なにも悪いことはしてないのに。。。」

病気になったことを、否定し、なにかを、だれかを、恨みたくなるでしょうか。

 

W牧師のことを、思い出します。

先生は、重い病気になられた時も、「感謝します」と言っておられたそうです。

柔和で、謙遜なそのお人柄。

いつも喜んでいましょう!と息子さんたちに語っておられた。

 

口先だけではなく、まさにそのとおりに生きられた。

自分を誇示なさることもなく、いつも微笑んでおられた姿を思い出します。

 

「こんなに人々に尽くしてきたのに、なぜ病気になるのか」と言う人がいます。

それは、自分の行いを誇ることになるのではないか・・・と思います。

 

病気や、困難な状況になったときでも、主に感謝できる生き方。

そのような生き方に憧れます。

不平不満があふれるのではなく、感謝と讃美、喜びに満たされる日々を送りたいです。

 

自分の心の根っこが、清められますようにと祈ります。

自分の心を探り、神さまにごめんなさいと素直に言いたい。

道は遠くとも、目指してあゆみたいです。

 

「誇る者は、主を誇れ」です。

 鬼百合 鮮やかな色ですね。(eriさんからお借りしました)

  いつもありがとうございます。

 

 

 

 

 


らじるらじる スマホで聴き逃し

2022-09-28 18:54:56 | 録音

NHKのらじるらじるの、聴き逃し!を、大活用させていただいております。

以前にもお話しましたが、2022年9月1日から、リニューアルした「らじるらじる」

新しい機能も満載なのですが、

なにせ、軽トラックの容量だと言われているUQモバイルなので、

いままでは、普通に聴けていたのに、聴き逃しラジオ、、、、5分おきくらいに、

プツン、ぷつんと切れてしまいます。

スマホを開いて、放送中の画面を出すと、すぐに続きが流れます。

 

NHKさんのアンケートも、R1,R2,FMの3つも回答して、

窮状を訴えました。

 

使ってないアプリを消したり、キャッシュというので消したりしましたが、

YouTubeは途切れずに聴けるのに、らじるらじるは、一向に改善されません。

 

それで、今日また、ジョーシンの携帯コーナーへ行って相談しました。

結局、auに乗り換えるのがよさそうでしたが、

息子が、楽天もいい、、、というので、楽天のスタッフさんにも聞きました。

 ちょっと手続きが煩雑になりそうでした。

 でも、私は楽天の三木谷浩史社長が慈善家であることを高く評価しています。 

 

このままの状態では、耐えられそうにないので、

auのスタッフさんが言う、10月からの新しいサービスが始まったら、

真剣に、機種変更、1円での乗り換えを検討しようと思った次第です。

 

iPadがいいと、息子はいいますが、スタッフの方は、

iPadは、とても賢い機能がいっぱいありますが、使わない…可能性もあるかと、、、、と言われました。

確かに、ライン電話と、メールで、事足りています。

 ああ、ただ、らじるらじるが・・・・・・(泣)

 落ちてきそうな空、、、(よしみさんからお借りしました)

  北海道の空は、広いですね。

  大地は、空を受け止めます。

  なんだか、空を飛べそうな気になってきました。

 

 


日本と中国 国交 一衣帯水・いちいたいすい

2022-09-27 15:39:27 | 歴史

知らないことは、山ほどあります。

日中国交正常化50周年が、今年2022年であることが言われています。

その陰で、日本と中国の交流を深めようと努力した人たちの名前は、

全く知りませんでした、

 NHKカルチャーのアーカイブスで取り上げてくださった二人の人物。

高崎達之助さんと岡崎嘉平太さん。

お二人は、1962年の日中貿易交渉のために尽くされた。

 (LT貿易という言葉がある。これは廖承志リョウショウシさんと、高橋さんの頭文字)

 この時の団長は高崎達之助さんで、副団長が岡崎嘉平太さん。

 周恩来首相は、多くの人に親近感を与え、信頼された人物だという。

 その周恩来氏は、

「日清戦争以来、日本は我が国を侵略し人民を傷つけ苦しめてきました。我々は深い恨みがあります。

しかし、中国と日本の間には2000年に渡る友好の歴史があります。戦争による不幸な歴史はわずか数十年に過ぎません。

我々は日本に恨みを持っていますが、それを忘れようと努力をしています。

これからは日中が力を合わせてアジアを良くして行こうではありませんか。」とおっしゃったそうです。

 日本の外務省が心配していた、戦後補償は要求しない。

 「中国の人民も苦しみましたが、それをすると日本の国民のみなさんを苦しめることになるから。」

 という寛大な心を示された。

 周恩来氏は多くの人に慕われた人格者、高潔な道徳心を持っておられた。

1972年日中国交正常化の時は、田中角栄首相が訪中する2日前に岡崎嘉平太さんを招き食事会をした。

「中国には『水を飲む時は、その井戸を掘ってくれた人を忘れない』という言葉があります。

その井戸を掘ったのは、あなたですよと」岡崎嘉平太さんをねぎらったという。

 

古来より、中国の文化を吸収して、日本の文化はより深くなった。

同じアジアの国々の人たちと、真の意味で協力するべきだと、つくづく思いました。

 琉球展 水差し (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  世界が平和でありますように。

  戦争や、紛争が、なくなりますように。

 


近江兄弟社  メレル・満喜子・ヴォーリズ 

2022-09-26 19:22:11 | 

  蓮 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

   蓮の種・・・どこに植えるのか。

 

『負けんとき』 玉岡かおる作  上下巻、読み終えました。

 

いままで、ヴォーリズの建築(関西学院大学・神戸女学院など近くにもある)のこと、

メンソレータムの販売をしていた近江兄弟社、

それくらいは知っていましたが、この度、詳しくその生涯と、妻の一柳満喜子のことを知りました。

 

宣教師としての召命を受け、明治38年(1905年)に、YMCAから日本に派遣されたのが、

滋賀県の近江八幡市。2月八幡駅に降り立ったメレル・ヴォーリズは、24歳。

組織(教団)から給与をもらってではなく、自分で働いて自給自足しての伝道者。

 メンソレータムの創設者から認められて、日本での販売権を譲り受けた。

  「近江のからし種」という機関誌を発行し、アメリカの知人からの寄付もたくさんあった。

メレルの目的は、宣教・この地に福音の種をまくこと。

 建築家としての仕事は、伝道をするための手段の一つにすぎなかった。

近江八幡の人と自然を愛し、日本に帰化して、骨をこの地に埋めることになる。

 (両親をアメリカから呼び寄せて、両親もこの地に眠る)

苦しみも喜びにかえる力は、神さまへの信仰からいただく。

第第2次世界大戦を耐え、GHQのパートレット少佐(マッカーサーの副官で、幼馴染)に要請され

ヴォーリズ・ファイルを残す(=天皇制の存続を勧める文書)

 1964年にメレルは、眠りにつく(83歳)

 妻の滿喜子は、その5年後1969年に眠りにつく。(85歳)

  1974(昭和49)年に、メンソレータムの近江兄弟社は、倒産しました。

  どうしてかなあ、、、と思っていたのですが、結局、ヴォーリズ夫妻が亡くなり、

  その目的が、「福音の種まき」=宣教ではなく、営利企業になってしまったことが原因だろうと

  この本を読んで思いました。

 

一柳滿喜子のことを書くと、長くなってしまいます。

兵庫県の小野藩主の娘として生まれたお姫様(華族)であったこと。

 九鬼家のゆかり。(血縁あり)

 (メレルとの結婚のため、平民になりました。)

大山捨松の親友(アメリカでお世話になった家の娘)、アリス・ベーコンに教えを受け、養子にまでなったこと。

廣岡浅子を、浅子ママと呼ぶほどに、お世話になった。

  負けんとき・・・は、浅子の言葉

 滿喜子の実兄が、浅子の娘の婿になったというご縁。

  メレルと滿喜子の結婚式も廣岡浅子がしきった

 朝ドラ「朝が来た」の主人公廣岡浅子は、クリスチャンだったのですね。

 

上巻の最初から出てくる{独楽・コマ)が、最後まで、重要なものになる。

近江兄弟社学園は、幼稚園から高校までの一貫校で、現在も存続している。

一柳米来留(メレル)ヴォーリズの妻、滿喜子は、教育者として、

すべての子どもへ教育の平等を目指し、それを貫いた。

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「人間を育てる事業を、ただの金儲けの事業と一緒にするのは間違っています。

経営困難を理由に理想の追求を放棄するのは、お金に屈したのも同じでしょう。」

「移り行く時代、変わりゆく心、それがこの世のならいであったとしても、

それでも微動だにせぬものがあることを、滿喜子は伝えたかった。

・・・心は琵琶湖の湖面のように晴れやかだった。」

 という文章が下巻の307ページにあります。

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 天地を創造された神を信じる二人の生きざまは、本当に素晴らしい。

   「負けんとき」は、勝たなくてもいい、でも負けないで!!という心。

 彼岸花 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  いつも素敵なお写真をありがとうございます。