風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

能登半島の復興へ

2024-08-02 20:38:55 | キリスト教会
能登半島の復興に向けて
地道に活動をされている方々

佛心園(ぶっしんえん)は石川県白山市にある
理事長の雄谷良成さんは、
地域復興の新しい構想を持っておられる。

仮設住宅を建てるのではなく、
被災した方々が、その地域に平屋建ての
本設住宅を建てて、共に住む。

コミュニティ施設も作る。

孤独死を失くすために。

障害者が学べるように養護学校を作るために尽力した。
障害者の事業所も作る。
高齢者施設も、次々に作る。

始まりは、雄谷良成さんの祖父が、障害を持つ子どもたちを
自分のお寺へ集めて、共に暮らしたこと。
雄谷良成さんは、その子たちと共に育った。

自分以外の人たちのことを思う気持ち。
平等という言葉はある。
けれどそれを実現することは、簡単ではない。

まず自分の隣人から始める思いやり。

滋賀の「止揚学園」のことを思いました。

人に知られることなく善行をなさっている人たち。
尊敬します。



 大船の蓮 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

 ドラマ「海のはじまり」で読んでいた絵本 「くまとやまねこ」

2024-08-01 17:20:48 | キリスト教会
「海のはじまり」で、おかあさんが海ちゃんに寝るまえ
絵本を読んでいました。
知らない絵本だったので、
図書館に予約して、昨日借りてきました。
 次に予約の人がいる・・・
 その人も、よもや、「海のはじまり」を見て?

内容は、衝撃的でした。
あたかも、これからのことを暗示しているような。

くまは、ことりと暮らしていましたが、
ある朝、突然、ことりは死んでしまうのです。
悲しみにくれるくま。
きれいな箱に、ことりをいれて、
どこへ行くにも、持っています。

みんなは、早くわすれてしまいなよ、と言う。
かなしくて、家にひきこもってしまうくま。

そこへやまねこがやってきて・・・・・

切なくも、深いお話でした。

おかあさんを亡くした海ちゃんのところへ
やまねこがやってきた。

死という別れ。
だれも避けられない。

湯本香樹実(ゆもとかずみ)作
酒井駒子(さかいこまこ)絵
 外国の絵本作家のタッチのように感じました。
 あまり色を使わない 地味な絵ですが
 やさしさにあふれている。


 絵本『くまとやまねこ』 (無料画像をお借りしました)

  2008年4月30日に河出書房から出版されていました