風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

内田舞さん  ソーシャルジャスティス 再び

2023-09-11 20:10:47 | 

前にも、内田舞さんのソーシャルジャスティスについて書いた記憶があります。

 

高橋源一郎の飛ぶ教室に、ついに登場。

アメリカ在住なので、リモートで。

とても明るく快活な人でした。

2歳、4歳、8歳の3人のお子さんを育てていらっしゃる。

小児精神科医。

 

この方もご主人は外国人、、、チェリストらしい。

 やまざきまりさん、ブレイディみかこさんも、日本を出て、夫は外国人

 外(そと)から見ると、よりよく日本という国が見える(わかる)のでしょうか。

 活発で、自分の意見をはっきり言える人。

 

もやもやしたことを分かるために、名付ける。

 これは自分の頭の中を整理するということでしょうか。

 

若い人の感覚、新しい見方、いつまでついていけるか、

やや不安になってまいりました。

 

 パステルカラーの空  (高谷学さんからお借りしました)

  この写真は、もうすでにお借りしていたような気がします。

  でもこの空の色、大好きです。

 


ブレイディみかこ 作 『R・E・S・P・E・C・T リスペクト」

2023-08-28 20:42:29 | 

8/25の高橋源一郎の飛ぶ教室は

ブレイディみかこさんがゲスト。

彼女の新刊『R・E・S・P・E・C・T リスペクト』を

ヒミツの本棚で取り上げていました。

 2014年にイギリスで本当にあったシングルマザーたちが立ち上がったお話

******本の紹介をネットから引用します*********

やれるか、やるべきか、じゃない。やるしかないときがある。

2014年にロンドンで実際に起きた占拠運動をモデルとした小説。

ホームレス・シェルターに住んでいたシングルマザーたちが、地方自治体の予算削減のために退去を迫られる。

人種や世代を超えて女性たちが連帯して立ち上がり、公営住宅を占拠。

一方、日本の新聞社ロンドン支局記者の史奈子がふと占拠地を訪れ、

元恋人でアナキストの幸太もロンドンに来て現地の人々とどんどん交流し……。

「自分たちでやってやれ」という精神(DIY)と、

相互扶助(助け合い)と、シスターフッドの物語。

*********************************************

 

日本で、このようなことは、起こりにくいのではないか。

 こうあるべき・・・・という慣習に、従うように教育されてきた日本人。

 世間体を気にして、みんなと同じだったら安心する。

 違う者を排除しようとする集団。

高橋源一郎さんとブレイディみかこさんが投げかける問い。

 

自由に生きる、縛られない、解放されている・・・・

最近このことを、よく考えます。

 

変な子ちゃんというあだなを、大学の時の友だちグループから頂戴した私。

どこがどう変な子なのか、自分では分かりませんでした。

「うん、うんと言いながら、ちっとも人の意見に従わない」とも言われました。

 

でも、私も、どこか、みんなと同じでなくてはならない・・・という縛りから、

自由になっていないような気もします。

自分らしく生きる・・・・生きてきたつもりではあるのですが。。。

 

 サルスベリ  (よしみさんからお借りしました)

  風にゆれるサルスベリは、夏の花ですね。

 


宮沢賢治 作 『風の又三郎』 NHKカルチャーラジオ

2023-08-25 19:36:54 | 

NHKのカルチャーラジオ 文学の世界で、宮沢賢治をシリーズでしています。

いよいよ『風の又三郎』

ずっと前に、ラジオの朗読劇で聞いたこともありました。なかなか良かったです。

 まだ、気に入った絵本の『風の又三郎』には、出会っていません。

 

講師は、宮沢賢治の作品は、「生き続けている」と言います。

人によっていろんな解釈ができる。

特に「風が吹く」ことで、不思議な世界が広がる、、、そんな作品が多いとも。

風は、息であり、命。

 宮崎駿さんも、賢治さんの影響を大きく受けているのではないかと。

 トトロや、千と千尋の神隠しなど。

 

『風の又三郎』は、特に風が吹く。

最初の、ど どど どどど、、、

突然やってきた転校生は、

風と共に去って行った。

 

第六感、、、ふしぎな予感、、、異世界、、、、

賢治さんの世界には、常識を捨てて、飛び込むしかない。

読むたびに、違う世界が見えてくる。

 

また、宮沢賢治の世界に、お邪魔しようかなと思う日々です。

 鈴蘭  (野口勝利さんからお借りしました)

  安息日、主を讃美し、主に感謝します。主が、み力を現わしてくださいますように。

 


草柳大蔵 著 『礼儀覚え書』をアマゾンで

2023-07-19 19:44:11 | 

古い本は、アマゾンで探すと、1円+送料257円、、、、などとあります。

図書館で借りたこの本『礼儀覚え書』も、40円でした。。。。

なんだか、悲しいような、申し訳ないような。。。。

届いた本は、だれもまだ読んでいないような きれいさ。

 

序章 礼儀作法とは

第1章 付き合いの礼節

第2章 スマートに生きる

第3章 思いやる心

第4章 自分をみがく

第5章 美しく食べるために

 

各章に、それぞれ20項目くらいの小見出しがついていて

開いた2ページに1つの項目。

 

「ことばの森」というCDを、音訳・朗読の会で、

毎年2枚出すことになりました。

第3号を6月に出しました。

 

文学作品でない、感情を入れなくて読める作品を探しています。

この本は、その候補の1冊になりました。

心にしみる、魂を潤すようなお話を録音したいなあと思っているところです。

 

付録:今日も、イオンのエレベーターでの楽しい会話。

 高校生くらいの背の高い色黒の男の子3人が、1階で乗ってきました。

 私は2階のボタンを押していましたが、

 男の子たちは、3階のボタンを押しました。

 私が2階で降りる時、一人の男の子が「開く」のボタンを押してくれてたので

 「ありがとう」と言って降りようとしたら、

 その男の子が、「ごゆっくり」と、まるで店員さんのようなお言葉。

 この前の、「さようなら」もほっこりしましたが、

 今日の「ごゆっくり」も、にやりとさせてくれました。

  知らない人たちとの、楽しい会話。うれしいです。

 日比谷公園 噴水が涼し気ですね (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  木陰でゆっくり休みたい。

  緑の木々の癒しの場所で。

 


『くもをさがす』 大阪のおばちゃん、西加奈子さんの著書です

2023-07-17 19:29:07 | 

いままで、名前は聞いたことがありましたが、読んでこなかった作家

西加奈子さん。

腹心の友C子さんが、貸してくださいました。

が、西加奈子さんのファンの友だち、M子さまのことを話したら、

先にそちらへ・・・・

すぐにM子さまは読まれまして、「面白かったわ、カナダ人の関西弁」とのお言葉。

 

さっそく私も読み始めましたが、中ほどまできてから、進みが遅くなりました。

乳がん闘病記ともいえる、心と体の叫び声、、、、、

長期に入院の経験がない私には、闘病って、大変だな、という思いが重く、先に進めませんでした。

 

でも、読むべきだと読み進み、昨日、やっと読み終えて、

本日腹心の友C子さんにお返ししました。

 

関西育ちの西加奈子さんの「じゃかましいわ」という内心の声。

「自分自身の体がいとおしく、わたしの体は、わたしのもんやねんけど」と言えるようになったとか。

 

カナダの女医さんや看護師さんは、明るく、気さくで、病気をジメジメと考えない。

「ほな、いこか」という感覚。

 

西加奈子さんには、感覚として、カナダ人の人たちの言葉が、まさに関西弁に聞こえたという。

カナダに住んだことはありませんが、

赤毛のアンつながりのカナダに、ますます魅力を感じます。

 以前にも書いたことがありますが、まだ20代前半の時に、

 ある研修会の帰り、地下鉄で隣に座ったおばさまが、

 「若い時に、カナダへ行ったほうがいいよ。あそこは本当にいい国だから、、、」と言ってくださった。

 その言葉は、ずっと心の底に残っていました。

 でも、カナダへ行くご縁はありませんでした。。。

 関西弁に聞こえるカナダの人と、お話してみたいな。

 

 カナダ ケベック州産のメープルシロップ  (Wikipediaからお借りしました)

  美味しそう、、、その香も独特な、メープルシロップ。

  カナダを偲んで、メープルシロップのクッキーでもいただきましょうか。