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かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

春を食らう

2022-04-02 19:13:35 | 日記

春の草が伸びてきた。

1か月前に摘んだハコベラが旺盛に伸びていたので、摘んでおひたしと親子丼の具とした。

あちこちにノビルが群を作っていたので、地中の根から掘り起こし、酢味噌和えや木綿豆腐の薬味とした。

河原沿いにカンゾウがあちこちに芽を出していたので、根元からナイフで切り落とし、湯掻いて田楽味噌やマヨネーズでいただいた。

スイバやギシギシの類も新芽を出していたので、若葉やヌルッとした新芽を出していたのでナイフで切り取ってポン酢のおひたしとした。

ヨモギを少し摘んできて、練った小麦粉に入れ、ごま油でお好み焼き風に焼いてコショウとアジシオ、マヨネーズでいただいた。すこし砂糖を入れたので、草餅の美味しさを感じた。

ヨモギ>ノビル>カンゾウ>ハコベラ>スイバの順で、お気に入り酒のあてとした。

 

初夏まで、野を歩くたびに、野草を少しづつ摘んできて、少し調理しては「薬膳」として、酒のあてにしよう。

 

 

     

 

 

 

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カタクリさんの実生(みしょう)は0年生か1年生か、新たな疑問

2022-04-01 19:18:05 | 日記

スプリング・エフェメラルの仲間カタクリさんは、植物学者多田多恵子先生の情報では、最初の発芽(実生)1年生は、糸状の芽であり、その後毎年1枚の葉を伸ばしながら根に栄養を蓄え、7年目にしてやっと2枚の葉を出して花を咲かせるだという。

7年目の花が種を飛ばし、アリさんが種に付着したエライオゾームという甘い物質を目当てに巣付近まで運び、食べ残された種から1年後、1年生として初めて芽を出すのだと理解していた。

ところが、本日3年ぶりに開園した東北大学植物園を訪れて、標本展示室に行ったら、そのカタクリさんが花を咲かせるまでの1年ごとの姿を造花によって展示されていたが、あの糸状の芽は0年生の姿と標示してあった。そして、花を咲かせる個体は、7年生ばかりではなく8年生から10年生あたりまでのものがあることも教えられた。

「0年生?、タネとなって地に落ちたその年に芽を出すということか・・・」

「であれば、先日青葉の森で発見した1年生と思しき糸状の芽は・・・・?、まだ、花がほとんど咲いていないし?」

という疑問が湧いてきた。

「0年生か、1年生か、どっちもありなのか?・・・・」

またまた、カタクリさんに対す疑問が湧いてきた。

だから、また青葉の森通いが続きそうだ。

 

 

 

 

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